グローバルIPアドレスがない時とある時のイメージ |
しかし、世界的にIPv4のグローバルIPアドレスが不足している状況を踏まえ、WiMAX 2+対応機器でもプライベートIPアドレスに変更することになったということだ。
とはいえ、それ以降もグローバルIPアドレスを利用したい方もいるはずで、その場合は月額96円(税別)のオプションとして提供されるので、それを利用すればいい。この、「グローバルIPアドレスオプション」の提供は2015年2月20日から始まる予定で、WiMAX 2+対応機器の設定を変更することで利用できる。事前の申し込み手続きは不要だ。さらに、2015年5月末利用分までは無料となっている。詳しくは記事の最後に記したリンク先で確認してほしい。
プライベートIPアドレスに変わることで、一部のソフトウェア/アプリケーションなどが使えなくなる可能性があるため、そのような場合にはグローバルIPアドレスオプションを利用することになるだろう。
プライベートIPアドレスへの変更によって利用できなくなる可能性がある利用形態は下記のようなものだ。
- オンラインゲームの一部(ルータのUPnP対応やポート開放設定が必要と案内されているもの)
- サーバとしての利用の一部(DynamicDNSを利用するもの、外部からIPアドレスを指定してアクセスするもの)
- リモートアクセス(VPN)の一部(TCP/UDP以外のプロトコルを利用するもの※)
- その他、プライベートIPアドレスの利用に未対応のアプリケーション・ネットワーク機器
【情報元、参考リンク】
・UQコミュニケーションズ/プレスリリース
・UQコミュニケーションズ/グローバルIPアドレスオプション(WiMAX 2+用)について