同社は11月末まではワイモバイルのインフラを使ったモバイルデータ通信サービスを「So-net モバイル EM」の名称で提供してきたが、旧イー・アクセス(イー・モバイル)がワイモバイルに変わったことを受けて、サービス名称を変更した。
Pocket WiFi 305ZT |
さらに、新プラン「4G にねんプラス」の提供も開始した。
新プランでは、複数の周波数を使って同時に通信を行うことで速度を上げる「キャリアアグリゲーション」と呼ばれる技術に対応した最新のモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 305ZT」を販売する。
この305ZTでは、AXGPにおいて、東名阪などの一部地域からとなってしまうが、下り最大165Mbpsという高速な通信が可能となっている。対応地域以外の4Gエリアでは下り最大110Mbpsとなる。なお、下り最大165Mbps対応エリアは下記リンク先のページで確認できる(ソフトバンクモバイルのサイト)。
→4G 下り最大165Mbpsエリア情報
305ZTは連続通信時間が約9時間、待機時間が約1,000時間のルーターで、AXGP、LTE、3Gをサポートする。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)準拠で、Wi-Fi機器の同時接続可能は14台となっている。本体サイズは約117×62×13.9mm、重さ約150g。
さらに、同社は今回の新プラン提供開始にあわせてキャンペーンを開始した。このキャンペーンは12月末まで実施されるもので、305ZTの端末代が通常が38,889円のところ無料となり、月額基本料金が2年間毎月1,000円引きとなる。通常は新プランの月額料金は3,976円だが、キャンペーンでは2年間に渡って2,976円になる。
ただし、So-netの他の接続コースを既に利用している方以外は、So-netの基本料である「モバイルコース」(月額200円、税抜き)が発生する。
また、通信量に関係なく高速データ通信を利用できる「So-net モバイル YM 4G にねんプラスプラン限定 通信速度解除キャンペーン」も実施する。このキャンペーンについては終了日はまだ決まっていない。本来は月々、速度制限なく利用できるデータ通信量は7GBだが、それを超過し、速度制限が掛かった時に解除する追加料金が、このキャンペーンでは最大2年間に渡って無料となる。そのため、実質的には最大2年間、データ通信量制限がないことになる。
ただし、直近3日間でのデータ量制限はあるので注意してほしい。これは、前日までの3日間での利用データ通信量が839万パケット(約1GB)を超えた場合、当日6時から翌日6時までの時間帯に通信速度を制限する、というもの。
【情報元、参考リンク】
So-net モバイル EM LTE