「ケータイ安全教室」は携帯電話の利用に関連した危険やトラブルを未然に防ぐための施策として、子供やその保護者、シニアの方等に向けて実施されてきた講座で、約10年間で約45,000回実施されている。
その「ケータイ安全教室」だが、今年度は過去最大の年間100万人規模の受講が見込まれているという。これも、スマートフォンの普及拡大、それに伴う新たなサービスに起因する新たなトラブルの増加などが背景になっているという。
今回、ドコモは名称を「スマホ・ケータイ安全教室」に変更し、カリキュラム・教材を全面的にリニューアルした。アニメーション教材が新たに作成され、これはドコモのホームページ(YouTube)でも配信されているので、家庭でもいつでも確認が可能となっている。下に掲載した動画はその一つだ。
リニューアルのポイントとして、まずはスマートフォンへの本格的な対応がある。従来は「iモード」や「メール」などが主な対象サービスになっていたが、新たに「LINE」などのコミュニケーション・SNSアプリなどにシフトしている。さらに、スマートフォン所有の低年齢化を受け、小学生高学年向けの入門編においてもスマートフォンが主軸になった。
また、新たな社会問題への対応がある。スマートフォンへの依存や、有害サイトなどに関する話も盛り込まれている。
なお、教材は下記リンク先からダウンロードすることもできる。
【情報元、参考リンク】
・スマホ・ケータイ安全教室
・スマホ・ケータイ安全教室の教材ページ