N-01GとP-01G |
実機のレポートは後ほど別途用意するとして、まずは概要のみお伝えしたい。
今回ドコモが用意したiモードケータイは2機種で、パナソニック製の「P-01G」とNECカシオ製の「N-01G」だ。
iモードケータイは今や大きな進化は見込めないものの、細かい部分での改善や仕様変更はやはりある。デザイン変更、ちょっとしたUIやソフトウェア面での改善、バッテリーの増量、BluetoothもしくはBluetooth Smartによるスマートフォン、タブレットとの連携機能などだ。
<P-01G>
P-01G |
P-01GはBluetoothを搭載し、P-01Gで撮影した写真をスマートフォンやタブレットへ手軽にワイヤレスで転送できることが大きな魅力だ。また、Bluetoothヘッドセットを使えば、P-01Gをカバンの中に入れた状態でのハンズフリー通話なども可能だ。
Pシリーズお馴染みの「ワンプッシュオープン」は健在で、ワンプッシュでケータイをオープンできる。また、テンキーの下に配置された「1」「2」「3」のワンタッチボタンには好きな機能を設定可能なので、日頃よく使う機能や電話番号などを設定しておけば便利だ。
バッテリー容量は1,000mAhで、通話の場合で連続約260分、待受で連続約750時間が可能となっている。「らくらくホン」シリーズなどのように文字を大きくできる「超大(80ドットフォント)」の設定も可能となったので、文字サイズが小さくて困っている方には便利だ。
また、地味な進化として、「シンプルメニュー」においてSMSの作成が可能になった。
P-01G |
<N-01G>
P-01Gと違い、こちらはBluetoothでもスマートフォン連携腕時計などの機器に搭載されているものと同じBluetooth Smart搭載だ。そのため、スマートフォンへの画像転送や、Bluetoothヘッドセットを繋ぐようなことはできない。しかし、スマートフォン、タブレットへの着信、新着メールの通知、アラームなどをN-01G側に送ることはできる。Bluetooth Smart対応スマートウォッチなどと同じような使い方だ。
N-01G |
N-01G |
また、iモードケータイ史上最大級となる連続待受約780時間のスタミナも魅力の一つ。
手に取ると分かるが、ケータイを開いた時の背面側のフォルムが手にフィットする、なだらかな曲面になっている。このデザインも魅力だろう。
<キッズケータイHW-01G>
キッズケータイHW-01Gは米国防総省の調達規格「MIL-STD-810G」の耐衝撃仕様に対応した強度が大きな進化点の一つ。液晶部分には強化プラスチックウィンドウを採用し、表面には硬度9Hのスーパーハードコーティングを施している。子供がある程度乱暴に扱っても十分に耐えられるタフさを持っている。
キッズケータイHW-01G |
キッズケータイHW-01G |
また、電池残量が無くなるときだけでなく、残量表示のバーが1本になった時にも保護者などの登録者相手に電池残量が少なくなったことをSMSで知らせ、あわせて居場所を通知してくれる。
キッズケータイにはお馴染みのブザーもスイッチが押しやすいものに改善されたので、ブザーストラップが切れてしまった場合にも使いやすくなっている。メニューアイコンも見やすく分かりやすいものに変更されている。
<らくらくホン ベーシック4 F-01G>
富士通の人気機種「らくらくホン」シリーズのベーシックモデルの最新機種で、今回はベーシックモデルでは初となる防水・防塵仕様になった。基本的な部分は旧モデルとあまり変わりなく、デザインも同じような感じだ。
また、歩数計が搭載されているので、歩数、距離、消費カロリーなどを確認することもできる。
【情報元、参考リンク】
・ドコモオンラインショップ/N-01G製品ページ
・ドコモオンラインショップ/P-01G製品ページ
・ドコモオンラインショップ/キッズケータイHW-01G製品ページ
・NTTドコモ/らくらくホン ベーシック4 F-01G製品ページ
・NTTドコモ/2014-2015冬春モデル一覧