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ドコモ、iPhoneで「おサイフケータイ」を利用できるようにするための「おサイフケータイ ジャケット01」を10月下旬に発売へ

NTTドコモ(以下、ドコモ)は3日、「iPhone」向けに「おサイフケータイ」の各種サービスができるようにする専用のデバイス「おサイフケータイ ジャケット01」を開発したと発表した。

おサイフケータイ ジャケット01

「おサイフケータイ」はフィーチャーフォンやAndroidスマートフォンでは標準的機能だが、iPhoneでは利用できない。しかし、需要自体はあり、ドコモはiPhoneで「おサイフケータイ」を利用可能とするアイテムを開発した。

このジャケットにはモバイルFeliCa ICチップが搭載されており、iPhoneに専用アプリ「おサイフリンク」をインストールしておけば、Bluetoothでこのジャケットと接続し、ドコモの電子マネー「iD」を始めとする各社の電子マネーや各種ポイントサービス、飛行機の搭乗券など、複数の「おサイフケータイ」対応サービスを登録、利用できるようになる。

このジャケットはそれ自体が「おサイフケータイ」デバイスとして独立しているので、例えばiPhoneを機種変更した場合も、対応ケースを替えるだけでデータ移行手続きをする必要なく、「おサイフケータイ」を継続利用できる。

約150mAhのバッテリーを内蔵し、連続で約2.5ヶ月間駆動する。充電はmicroUSB端子から行う形で、バッテリー残量を表示するLEDも搭載されている。本体サイズは約86×51×4.2mmで、重さは約22g。

対応機種はiPhone 6/6 Plus/5/5c、iPad Air、iPad mini Retinaディスプレイモデルで、対応OSはiOS 7.1以上となっている。

使い方は下の写真のように、対応ケースに「おサイフケータイ ジャケット01」をセットし、その状態でiPhoneに装着する。アプリはApp Storeで「おサイフリンク」と検索すればヒットするようになるので、ダウンロードする。

対応ケース内にジャケットをセットする

アプリのダウンロード、設定の流れ

対応サービスは当面はまだ少なく、下記の予定のみが判明している。

・全日本空輸:スキップサービス(10月下旬)
・ヨドバシカメラ:ゴールドポイントカード(10月下旬)
・NTTドコモ:iD(12月)
・JCB:QUICPay(今年度内)
・楽天Edy:楽天Edy(時期未定)
・ローソン:ローソンモバイルPonta(時期未定)

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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