予約受付は10月2日開始で、出荷は10月10日開始の予定。
SHIELDタブレットとコントローラーについて
このSHIELDタブレットは、主にゲーム用途を想定して設計・製造された端末で、192個のGPUコアを持つモバイルプロセッサー「Tegra K1」を搭載し、据置ゲーム機並みの美しいグラフィックのゲームをプレイすることも可能となっている。
ディスプレイは約8インチ、フルHD解像度のIPS液晶で、ステレオスピーカーにはデュアルポートのバスレフ方式エンクロージャーを装備している。迫力あるサウンドを楽しむことも可能になっている。
さらに、SHIELDワイヤレス・コントローラーを使えば、本格的なゲーム機と同様の操作性でゲームを楽しむことができる。このコントローラーはBluetoothよりも高速レスポンスが可能な「Wi-Fi Direct」で接続するタイプで、一台のSHIELDタブレットに最大で4台までのコントローラーを同時接続できるので、協力プレイも可能だ。レスポンスの遅延はBluetoothと比べて約1/2に軽減されているという。
また、Mini-HDMI出力端子も装備されており、テレビなどの外部ディスプレイに映し出して遊ぶこともできる。そのため、据置ゲーム機のような使い方も可能だ。OSがAndroid 4.4ということでワイヤレスで出力する「Miracast」にも対応するが、シビアな反応を必要とするFPSやアクションゲーム等の場合はHDMI接続の方がいいだろう。とはいえ、ワイヤレス接続も可能だ。
SHIELDタブレットで遊べるゲーム及びアプリは、一般的なAndroidタブレットと同じくAndroid向けアプリのほか、PCゲームも楽しめるようになっている。NVIDIA GeForce GTX搭載PCを利用している方は、PCゲームをストリーミングでSHIELDタブレットに映し出して楽しむことができる。
このGameStreamに対応したゲームタイトルは120以上。
また、Twitchと連動し、自分のプレイを世界中に配信することも可能となっている。
SHIELDタブレットでは、TwitchのAPIを組み込んでいることもあり、ゲームのプレイだけでなく、各種アプリの画面やカメラを使った動画を配信することも可能となっている。そのため、ゲームプレイ以外にも様々な使い方ができそうだ。
主なハードウェア仕様はOSがAndroid 4.4で、メモリは2GB RAM、16GB ROM、ディスプレイは約8インチで解像度1,920×1,200ドット、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz、5GHz)、2×2 MIMOに対応し、本体サイズは約221ナチ126×9.2mm、重さは約370gとなっている。
SHIELDワイヤレス・コントローラーにはヘッドフォンジャック、内蔵マイク、microUSB端子が搭載され、内蔵バッテリーを搭載する。ボタンは、デュアル アナログ ジョイスティック、十字キー、L/Rトリガー、L/Rバンパー、A/B/X/Yボタン、+/-ボタン、Androidホームボタン、Androidバックボタン、スタートボタン、NVIDIA電源/マルチファンクションボタン、静電容量式マルチタッチパッドがある。
価格はオープンだが、SHIELDタブレットの実売価格は4万円台になる見込み、コントローラーは約9,000円で、専用カバーは約5,000円とのこと。
なお、SHIELDタブレット及びSHIELDワイヤレス・コントローラーの実機は後ほど別記事で紹介したい。
【情報元、参考リンク】
NVIDIA