新型シビックの車載システム「Honda Connect」のOSはAndroid、プロセッサはTegra
このHonda ConnectはホンダとNVIDIAが共同開発を進め、OSにAndroid 4.0.4を採用している。そのため、Androidスマートフォン、タブレットの扱いに慣れている方にとっては馴染みある操作体系になっており、ゲーム機、タブレットなどでAndroid端末を世に送り出してきたNVIDIAのノウハウが自動車分野に活用されている。
スマートフォン、タブレットでお馴染みのピンチ操作によるズームイン/アウト、スワイプなどの操作が可能となっている。
このシステムには7インチのディスプレイが採用され、ナビゲーション、AF/FM/DABのほか、リアビュー・カメラ、車両情報の表示など利用される。機能拡張も可能で、ホンダ・アプリ・センターから追加アプリをダウンロードすれば新しい機能を追加していくことができる。
現在のところNVIDIAのプロセッサを搭載している乗用車は世界に600万台以上あるようだが、同社は今後5年で、2500万台以上に増加すると予測している。
NVIDIAの自動車事業担当副社長兼ゼネラルマネージャーのRob Csongor氏は次のようなコメントを寄せている。
「ホンダは、NVIDIAが誇る先進のモバイル・テクノロジを重要な自動車セグメントに活用しようとしています。今回のホンダ車に搭載されるNVIDIA TegraソリューションはAndroidを採用し、オープンで柔軟なインフォテインメント・プラットフォームを提供します。これはスマートフォンのアプリと自動車業界のニーズを橋渡しするものですし、さらには、運転を安全にする形でそれを実現するものなのです」
Androidスマートフォン、タブレットのブラウザと見まがう「Google」の表示イメージ |
心臓部にNVIDIA Tegraを採用 |
【情報元、参考リンク】
NVIDIA Driving Innovation