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au、Xperia Z3を10月下旬以降に発売へ。ハイレゾ相当へのアップスケール機能「DSEE HX」搭載、PS4リモートプレイ対応、auのCA、WiMAX 2+もサポート

KDDI、沖縄セルラーは24日、ソニーモバイルコミュニケーションズ製Androidスマートフォン「Xperia Z3(エクスペリア ゼットスリー) SOL26」を10月下旬以降に発売すると発表した。

Xperia Z3 SOL26

Xperia Z3は先日ドイツで発表されたばかりの、Xperia Zシリーズの最新モデルになる。Xperia Zシリーズならではのスタイリッシュなデザインを踏襲しつつ、様々な機能・性能が進化したスマートフォンだ。

音楽機能では、ついにアンプ無しでもハイレゾ音源を楽しめるようになった上、ハイレゾではない従来のmp3音源などもソニー独自の技術「DSEE HX」によってアップスケーリングすることが可能になっている。圧縮する際に失われてしまった部分を補完する技術で、ハイレゾ相当の音質を実現する、というもので、Walkmanシリーズにも採用されている機能がXperiaでも利用できるようになった。

プレイヤーアプリであるWalkmanアプリではHi-Res Audioアイコンを表示し、簡単にハイレゾコンテンツを見つけることが可能になった。そして、ハイレゾ音源の楽曲配信が進むWalkman公式ミュージックストア「mora」への導線も追加される。

メインカメラにはお馴染みの大型1/2.3型のセンサーを採用し、有効画素数は約2070万画素だ。ISO12800という高感度にも対応した点が一つの大きな魅力で、かなり暗い場所での撮影も行えるようになってきた。レンズはソニー製のGレンズで、広角25mm相当の薄型非球面レンズを採用している。

手ブレ補正強化として、電子式手ブレ補正技術を進化させた「インテリジェントアクティブモード」を搭載し、動きながらでも安定した撮影を可能とする。

また、他のXperiaやソニー製カメラと最大で3台までWi-Fiダイレクトで接続し、複数のアングルからの撮影が可能な「マルチカメラ」機能も利用できる。

そして、PlayStation 4のリモートプレイにも対応する。外出先からでも家に置いてあるPlayStaion 4にアクセスし、PlayStation 4をXperia Z3で遊べてしまうという機能で、DUALSHOCK4は必要(DUALSHOCK4がない場合は画面上に表示されるソフトウェアコントローラーでの操作)だが、外出先でPlayStation 4を家と同じ操作性でプレイできるのはゲーマーには嬉しい機能だ。リモートプレイはPlayStation Vitaでも可能だが、PlayStation Vitaの場合はボタンの数がDUALSHOCK4よりも少ないので、背面タッチパッドなどに割り当てるため、若干操作性が異なる。


Xperia Z3の基本仕様を確認すると、OSはAndroid 4.4で、メモリは3GB RAM、32GB ROM、ディスプレイは約5.2インチで解像度はフルHD、バッテリー容量は3,100mAh、本体サイズは約72×146×7.3mm、重さ約152gとなっている。

au 4G LTEのキャリアアグリゲーション、WiMAX 2+もサポートする。その他、ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイ、NFC、赤外線、Bluetooth 4.0などにも対応し、防水・防塵仕様でもある。

また、Android Wear採用スマートウォッチ「SmartWatch 3」も発売予定だ。

SmartWatch 3

Xperia Z3はKDDIデザイニングスタジオ (東京・原宿)、au NAGOYA (名古屋・栄)、au OSAKA (大阪・梅田)、au FUKUOKA (福岡・天神) において9月25日より展示が始まるので、一足早く実機を触ってみることができる。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース

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