NTTドコモ(以下、ドコモ)は11日、ソニーモバイルコミュニケーションズ製Androidスマートフォン「Xperia Z SO-02E」向けにOSのバージョンをAndroid 4.4に上げる内容を含む最新のソフトウェア更新の提供を開始したと発表した。
OSがAndroid 4.4にバージョンアップすることで様々な機能改善・追加などがあるが、それ以外にもいくつかの内容が含まれている。
まず、今回のソフトウェア更新を導入することで、「docomo ID」認証が導入され、端末にdocomo IDを設定することが可能になる。Wi-Fiオプションパスワードもdocomo IDに統合される。
これによって、対応するサービスアプリにおいて、docomo IDの入力が不要になるので、ドコモのサービスをいくつか利用している方には便利だろう。
なお、これに伴い「spモードメール」(※アップデート後は「ドコモメールに変わる」)「ドコモ電話帳」「iコンシェル」「iチャネル」「データ保管BOX」「ケータイデータお預かりサービス」「ドコモクラウド設定」「docomo Application Manager」も更新される。
他には、端末を紛失した際などにパソコンから回線を指定して遠隔操作で端末初期化及びSDカードのデータを消去できる「遠隔初期化サービス」への対応、カメラ機能において「ピクチャーエフェクト」が「クリエイティブエフェクト」に名前を変えて動画にも対応すること、通話終了後に相手の連絡先を電話帳へ追加できるようになる電話帳連携、通知バーにおいてクイック設定と通知が別表示になること、Xperiaホームのテーマをダウンロードして追加できるようになることなどがある。
それ以外にもいくつかの内容がある、比較的大型のアップデートなので、確認した上で適用してほしい。
このソフトウェア更新の導入は、「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア更新」
と進め、後は画面に表示される指示に従って操作をしていけばいい。
【情報元、参考リンク】
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