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テニスのショット分析ができるラケット装着型センサー「Smart Tennis Sensor」の対応ラケットが4ブランドに拡大へ

ソニーは22日、テニスのショットをすぐさま分析することが可能なテニスラケット装着型のセンサー「Smart Tennis Sensor(スマートテニスセンサー)」の対応ラケットを2015年1月から4ブランド(ヨネックス、ウイルソン、Prince、HEAD)に拡大すると発表した。

4ブランドに対応

Smart Tennis Sensorは日本ではヨネックスの一部のテニスラケットに対応した製品として5月に発売され、米国・カナダでは来年1月に発売予定で、ウイルソン、Prince、ヨネックスに対応する。

今回、ソニーは新たに日本と北米におけるHEADとのパートナーシップを締結した。そして、日本市場でもヨネックスだけでなく、ウイルソン、Princeへの対応が決定した。

結果、来年1月以降は日本、北米の両市場において、4社の対応テニスラケットでSmart Tennis Sensorを利用できる環境が整うことになる。

Smart Tennis Sensorの利用イメージ

なお、既に販売中のSmart Tennis Sensor「SSE-TN1」で4社の対応テニスラケットに対応できることになるが、SSE-TN1に付属しているアタッチメントでヨネックス、ウイルソン、Princeから発売予定の対応商品に装着できる。HEADの対応テニスラケットについては、SSE-TN1のユーザーへアタッチメントが無償提供される予定となっている。

Smart Tennis Sensorはスマートフォンと連携して使うセンサー機器で、スマートフォンはAndroidとiOSに対応する。Smart Tennis Sensorで取得したデータはBluetoothを介してスマートフォンへ転送し、専用アプリで表示、分析できる。

フォアハンド、バックハンドなどのスイング種別、ラケット上でボールを捉えた位置、スイング速度、ボールの速度、ボールの回転などのデータを記録できる。

アプリで様々なデータを表示・分析できる

また、プレイを観戦している人にスマートフォンを使ってプレイを撮影してもらうことができれば、その映像データとセンサーによって取得したデータを同期して再生できるので、プレイの瞬間瞬間のデータをしっかりと確認することができるようになる。

(左)映像とデータの同期再生画面、(右)フォアハンドのみをダイジェスト再生した画面

Smart Tennis Sensorの重さは約8gだ。



【情報元、参考リンク】
ソニー/プレスリリース

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