Pocket WiFi SoftBank 303ZT
CAは複数の周波数帯を同時に使い、合計した速度でデータ通信を行うことができる技術で、一気に通信速度を上げることができる。
下り最大165Mbpsは「SoftBank 4G」においてのものだが、この下り最大165Mbpsのサービスは東名阪などの一部地域より順次提供開始予定となっており、それ以外のエリアでは下り最大110Mbpsになる。一方、「SoftBank 4G LTE」の場合は下り最大112.5Mbpsだ。
この303ZTは、ソフトバンクモバイルとワイモバイル(旧「イー・モバイル」)に両対応したルーターで、前述の通り「SoftBank 4G」「SoftBank 4G LTE」や「Y!mobile LTE」などを利用可能だ。
具体的な対応通信方式はW-CDMAが1.7GHz、FDD-LTEが2.1GHz、1.7GHz、900MHz、AXGPが2.5GHzとなっている。また、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)に対応する。Wi-Fi機器の同時接続可能台数は14台。
Wi-Fi機器の同時接続可能台数がモバイルWi-Fiルーターとしては多いので、利用機器が多い方にはいい特徴だろう。
バッテリー容量は2,700mAhで、連続通信時間は最大約9時間、連続待受時間は最大約1,000時間だ。
本体サイズは約117×62×13.9mmで、重さは約150g。カラーバリエーションはラピスブラックのみ。
2.4インチ液晶を搭載し、タッチパネルでの操作ができるので、各種情報の表示や設定変更などを本体だけで簡単に行えることも特徴の一つ。
ソフトバンクモバイルは303ZTの発売にあわせて、モバイルWi-Fiルーターの新料金プランとして「4G/LTEデータし放題フラット」を提供開始する。また、「スマ放題」のデータ定額パックのデータ量を分け合える「タブレット・ルーターセット」や「家族データシェア」「2台目データシェア」向けに「Wi-Fiルータープラン(高速)」も追加される。
「4G/LTEデータし放題フラット」は月額5,700円だが、特別キャンペーンとして2年間は3,696円、3年目以降も4,196円で提供される。別途必要な「4Gデータ通信基本料」も通常は月額500円だが、特別キャンペーンでは無料になる。
すでに親回線を持っている場合に子回線として契約できる「Wi-Fiルータープラン(高速)」は通常は月額1,900円のところ、特別キャンペーンで2年間は1,400円で提供される。別途「タブレット・ルーターセット/データシェア月額使用料」が月額500円発生する。
また、この303ZTはワイモバイルからも「Pocket WiFi 305ZT」の名で発売になる。ワイモバイルでの発売日は10月3日だ。
ソフトバンクと同様にワイモバイルでも発売にあわせて新料金プラン「Pocket WiFiプラン+」が提供開始となる。このプランは月額6,200円だが、「おトク割」という割引キャンペーンによって2年間は3,696円、3年目以降も4,196円で利用できる。すなわち、利用料金はソフトバンクとワイモバイルで同じだ。
【情報元、参考リンク】
・ソフトバンクオンラインショップ/Pocket WiFi 303ZT製品ページ
・Y!mobileオンラインストア
この記事間違ってるYモバイルの場合もっと安くなるプランあり
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