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ドコモら3社が世界最高レベルの精度の機械翻訳技術の開発を目指し、合弁会社「みらい翻訳」を設立へ

NTTドコモ(以下、ドコモ)と韓国SYSTRAN INTERNATIONAL Co., Ltd(以下、シストラン)、フュートレックの3社は29日、世界最高レベルの機械翻訳精度を持つ翻訳技術の開発とサービス提供を行うための合弁会社「株式会社みらい翻訳」の設立について、同日に合弁契約を締結したと発表した。


みらい翻訳は、ドコモ、シストラン、フュートレックの3社から社員を派遣し、10月に設立される予定。また、みらい翻訳では、新たに技術エンジニアの募集も行う。

今後、機械翻訳の利用シーンはさらに拡大することが予想されるが、現在の翻訳精度は本格利用するにはまだまだ不十分。

ドコモは今後、日常会話だけでなく、契約書や社内文書など専門用語が多い文書の翻訳等、ビジネス分野においても様々なシーンで、異なる言語間でのコミュニケーションのニーズが高まると見ている。

3社の技術をみると、ドコモは「はなして翻訳」のサービス提供実績、シストランは翻訳ソフトウェア業界最大手、フュートレックは音声認識・翻訳システムの開発に豊富な実績を持つ。これら3社が集まることで、高い精度を持つ機械翻訳技術・ソフトウェアの開発が期待される。

まずは英語、中国語、韓国語を中心に、将来的にはベトナム語、タイ語、インドネシア語等の言語も対象にソフトウェア、サービスを提供していく考え。

みらい翻訳では、総務省のグローバルコミュニケーション計画を推進する独立行政法人、情報通信研究機構の多言語翻訳エンジン及びNTTの日本語解析処理に基づいた機械翻訳技術をあわせて活用することで、世界最高レベルの機械翻訳の精度を目指すということだ。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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