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LINE Creators Marketでは、クリエイター登録をし、自作スタンプを登録後、審査を通過した場合、「LINE ウェブストア」でそのスタンプを販売することが可能になる。
スタンプの価格は100円で、販売額のうち約50%がクリエイターに分配されるようになっている。「約」となっているのは、50%の分配金額から源泉所得税や振込手数料等が差し引かれるからで、クリエイター及び購入者の国によって適用される税率は異なる。
4月17日からクリエイター及びスタンプの登録受付が始まったLINE Creators Marketだが、8月7日までに登録クリエイター数は14万9,000人、登録スタンプ数は30,000セットを突破している。既に巨大マーケットと化しているが、イラストレーターやクリエイターにとっては作品を公開・販売できる新たな舞台となり、また一般人にとっても自作スタンプを販売し、人気作になる可能性があるので、魅力的なマーケットだ。
実際に、一般のユーザーが自作スタンプを登録・販売し、人気作になったものは既に数多くある。
5月8日からの3ヶ月間での販売総額は12億3,000万円だが、購入されたスタンプの総数は1,241万セットに達している。
そして、各スタンプごとの販売状況を見ると、販売金額上位のスタンプ平均販売額は売上10位までの平均が2,230万円、30位までが1,290万円、100位までが650万円、200位までが410万円となっている。
あくまでも平均額なので、仮に1位、2位など上位の一部の売上額が飛び抜けている場合には、それ以下の上位の場合でも平均額を大きく下回る場合もあるかもしれないが、大きな利益を上げられる可能性があることは分かる。
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なお、1日あたりのLINEスタンプの送受信回数は18億回以上になっているということだ。今後もLINEスタンプのマーケットは拡大を続けていきそうだ。
【情報元、参考リンク】
LINE/プレスリリース