開放する自社ビルでは、携帯電話の充電サービスを始め、徒歩帰宅者が安全に帰宅できるよう飲料水や非常食の提供、休憩スペースやトイレ、毛布等を提供する。
また、まずは関東信越エリアからのスタートだが、それ以外のエリアについても順次拡大していく予定となっている。
災害発生時に実際に自社ビルが開放される場合は、ビルの入口等、帰宅困難者の目に触れやすい場所に施設開放案内が掲示されるので、それを参考にすればいい。
内閣府によれば東日本大震災の帰宅困難者は東京都だけでも約352万人と推計され、万一、首都直下型地震が発生した場合には約517万人ほどになると予想されている。そのため、帰宅困難者の一時的な滞在場所、トイレ等の不足が課題となっており、ドコモでは自社ビルを開放することで支援する。
なお、9月以降、災害時の開放に対応できる自社ビルは下記の通りだ。
- ドコモ品川ビル・・・東京都港区港南2-1-65
- ドコモ代々木ビル・・・東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-3
- ドコモ墨田ビル・・・東京都墨田区横網1-9-2
- ドコモ中野ビル・・・東京都中野区中野4-9-18
- ドコモ立川ビル・・・東京都立川市曙町3-18-55
- ドコモ川崎ビル・・・神奈川県川崎市川崎区日進町59-16
- 横浜メディアタワー・・・神奈川県横浜市西区みなとみらい4-7-3
- ドコモ千葉ビル・・・千葉県千葉市中央区千葉港7-5
- ドコモ埼玉ビル・・・埼玉県さいたま市中央区新都心11-1
- ドコモ水戸ビル・・・茨城県水戸市宮町1-1-83
- ドコモ平出第二ビル・・・栃木県宇都宮市平出工業団地48-7
- ドコモ前橋ビル・・・群馬県前橋市下沖町138-2
- ドコモ長野ビル・・・長野県長野市上千歳町1112-1
- ドコモ新潟ビル・・・新潟県新潟市中央区八千代1-3-9
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース