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ワイモバイル(旧イー・モバイル&ウィルコム)、新製品・新サービスを発表。スマホ2機種、PHS4機種、ルーター1機種、新料金プラン、ヤフー連携など

7月1日付けで「イー・アクセス」から社名を「ワイモバイル」に変更したワイモバイルは17日、都内で新製品・新サービス発表会を開催し、様々な発表を行った。ワイモバイルは「イー・モバイル」ブランドのモバイル通信サービスと、吸収合併したウィルコムのPHS事業を持つため、今回発表された新製品もイー・モバイルの通信網を利用するスマートフォンのほか、ソフトバンクモバイルの回線も利用できるモバイルWi-Fiルーター、そしてPHSが4機種というラインナップだ。

3機種を除いて発売日は8月1日で、ワイモバイルの新サービス提供開始と同時に利用できる。具体的な新製品のリストは下記の通り。

・Androidスマートフォン「STREAM S 302HW」(ファーウェイ製):8月1日発売予定
・モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 303HW」(ファーウェイ製):8月1日発売予定
・PHSケータイ「STOLA 301KC」(京セラ製):8月1日発売予定
・PHSケータイ「BISINESTA 301JR」(日本無線製):8月1日発売予定
・Androidスマートフォン「DIGNO T 302KC」(京セラ製):9月以降発売予定
・PHSケータイ「CRESTIA 402KC」(京セラ製):10月以降
・PHSケータイ「LIBERIO 401KC」(京セラ製):10月以降

各機種の詳細は実機のレポートを含めて別途用意する予定なので、そちらを参照してほしい。ここでは概要を紹介したい。

UPDATE
下記機種の実機レポートを公開しました。

STREAM S 302HWの実機レポート
DIGNO T 302KCの実機レポート
STOLA 301KCの実機レポート
BISINESTA 301JRの実機レポート


《新製品》

■「STREAM S 302HW」(ファーウェイ製)

約6.8mmとスリムで約110gと軽量なボディは側面にメタルフレームを採用し、スタイリッシュなデザインとなっている。iPhoneに似たデザインだが、下部に関してはデザインが異なり、丸みを帯びた形状となっている。

国内ではW-CDMA(900MHz、1.7GHz、2.1GHz)、FDD-LTE(1.7GHz)に対応する。OSはAndroid 4.4で、カラーバリエーションはホワイト、ピンク、ブラックの3色。



■「Pocket WiFi 303HW」(ファーウェイ製)

ワンセグ/フルセグチューナーを内蔵したモバイルWi-Fiルーターで、AXGP、LTE、3Gの3つのネットワークを使える。ワンセグ/フルセグ非対応のスマートフォン/タブレットでも303HWに接続すれば専用アプリでテレビを視聴できるようになる。



■「STOLA 301KC」(京セラ製)

約75gと軽量なPHSシンプルケータイ、主に音声通話とメール用の端末で、ブラウザは搭載しない。非常にシンプルな端末ながら緊急速報メール、モバイル迷惑電話チェッカーなどの安心機能は使える。また、別売りの全5色の背面カバーを付け替え可能。



■「BISINESTA 301JR」(日本無線製)

防水・防塵性能を備えたPHSシンプルケータイだが、301KCと違い、こちらはブラウザやICレコーダー機能など、多機能ケータイとなっている。内線用の子機として使える機能も搭載し、法人向け端末だ。しかも、内蔵型のアンテナのほか、引き出し型のアンテナも搭載することで、安定した通話品質を実現している。さらに、「ノイズキャンセラー」を搭載し、クリアな音質で通話が可能となっている。



■「DIGNO T 302KC」(京セラ製)

防水・防塵・耐衝撃性能を備えたタフなスマートフォン。周囲の騒音が大きいところでもクリアに通話しやすいスマートソニックレシーバーを搭載する。これは画面を振動させることで音を伝える技術で、耳をディスプレイに触れることで通話できる。W-CDMA(900MHz、2.1GHz)、FDD-LTE(900MHz、2.1GHz)、AXGP(2.5GHz)と国内で3つのネットワークを利用できる。



■「CRESTIA 402KC」(京セラ製)

今回の新製品の中では唯一の折りたたみ型のPHSケータイ。Bluetooth機能を搭載し、スマートフォンの子機として使うこともでき、PHSデータ通信によるテザリング機能も搭載している。防水・防塵・耐衝撃性能も備える。



■「LIBERIO 401KC」(京セラ製)

こちらもBluetoothを搭載し、スマートフォンと連携できるPHSケータイ。防水・防塵・耐衝撃仕様。



《ブランド、ロゴ》

従来の「イー・モバイル」、「ウィルコム」ブランドは8月1日から「Y!mobile」に変更、統一される。「イー・モバイルショップ」や「ウィルコムプラザ」も「ワイモバイル○○」に変更される。

サービスロゴ


《新料金プラン》

ワイモバイルは、「Y!mobile」ブランドで提供するスマートフォン向けに新たな料金プランを8月1日より提供する。新料金プランの「スマホプラン」は、月々のデータ通信量ごとに3プラン用意される。1GBの「スマホプランS」(月額2,980円)、3GBの「スマホプランM」(月額3,980円)、7GBの「スマホプランL」(月額5,980円)で、音声通話は国内通話については1回あたり10分以内の通話が月300回までは無料となる。

オプションとして「スーパーだれとでも定額」が用意される。月額1,000円で、国内通話が相手先、通話時間、通話回数による制限なく利用できるようになる。すなわち、掛け放題だ。

割引サービスやキャンペーンはいくつか用意される。

「家族割引サービス」は、2回線以上契約している個人ユーザーを対象に「スマホプラン」と「ケータイプラン」の最大10回線まで、2回線目以降の月額料金を割り引く。スマホプランでは540円、ケータイプランでは基本使用料分だ。

キャンペーンは2種類で、一つは「Wi-Fiセット割」キャンペーン。

このキャンペーンはワイモバイルまたはソフトバンクモバイルのPocket WiFi 1回線につき、個人ユーザーとその家族を対象にスマートフォン最大5回線まで、基本使用料を2年間最大540円割り引く。

二つ目は「スマホプランM/L お試しキャンペーン」で、「スマホプランM/L」に契約した個人及び法人ユーザーを対象に、契約月の基本使用料を割り引く。


《Yahoo! JAPANとの連携》

ヤフーが運営する「Yahoo! JAPAN」との連携が8月1日より行われる。「Y!mobile」の各種プランのユーザーはサービスサイト「My Y!mobile」にログインし、「Yahoo!サービスの利用開始」設定をすることで、いくつかのサービスを無料で利用できる。その無料で利用できるサービスは下記の通り。

・Yahoo! JAPAN ID
・Y!mobile メール
・Yahoo!ボックス:30GBまで
・パケットマイレージ
・Yahoo!ウォレット

なお、パケットマイレージとは、「Yahoo! JAPAN」のサービス利用実績に応じ、翌月に利用可能なデータ通信量を獲得できる特典のことで、「スマホプラン」のみでの提供となる。

【情報元、参考リンク】
ワイモバイル
Y!mobile オンラインストア
ワイモバイル/Y!mobile 新商品について
ワイモバイル/Y!mobile 新料金について
ワイモバイル/「Yahoo! JAPAN」との連携サービスについて
ワイモバイル/新ブランドおよびブランドロゴについて

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