エレコムは15日、ディスプレイから発生する「ブルーライト」をカットすることができるアプリ「ウルトラブルーライトカット」を7月下旬に発売すると発表した。このアプリはパッケージとして販売されるため、家電量販店などの各ショップで購入する必要がある。購入後、パッケージに同梱されているシリアル番号カードの手順に従って操作すれば、アプリのダウンロード/インストールができる。
対応するプラットフォームはAndroidとiOS、そしてWindowsとMacで、幅広くサポートし、一つのパッケージで複数台での使用が可能となっている。3台まで使用可能な「GSW-BLC-PKG3」と6台まで使用可能な「GSW-BLC-PKG6」の2種類が用意される。
ただし、注意したいのはiOS版で、iOS版については「ELECOMブラウザ」としての提供となり、このブラウザを使用する時にだけブルーライトをカットできる。全てのアプリやiPhone/iPad使用時の全ての操作時にカットできるわけではないので機能は限定的だ。
眼精疲労、チラツキなどの原因の一つとして、スマートフォンやタブレット、パソコンなどの画面から発せられるブルーライトの存在が挙げられることが多いが、このアプリを使えば画面にブルーライトをカットするフィルターをソフトウェア的に掛けることが可能で、Windowsで最大74.2%、Macで最大95.5%、Androidで最大99.2%、iOSで最大88.7%カットすることができるという。
設定はシンプルで、ブルーライトカット機能のオン/オフ、カット率の調整、昼と夜など時間帯によってカット率を自動で行う「自動モード」のオン/オフなどが可能。
なお、ブルーライトをカットすると、目に優しい表示にはなるが、本来の表示とは色合いが変わってきてしまうので、カット率の調整は好みに合わせて、また用途に合わせて行いたい。例えば、ウェブサイトの閲覧やメール、SNS程度であればカット率を上げても作業への影響は少ないだろうが、動画視聴、写真閲覧等の際にはカット率が高いとリアルさ、迫力が半減してしまうはずだ。
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エレコム/プレスリリース
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