▲STREAM S 302HW |
STREAM S 302HWは「W-VALUE」適用で販売価格が25,920円とリーズナブルだ。国内で販売されているスマートフォンの一般的な価格の約1/3程度の金額で購入できる。
リーズナブルなプライスであるため、ハイスペック・スマートフォンのような高性能ではないが、通話・ネットブラウズ・SNS・メール・写真撮影などの一般用途で不便さを感じる事はないだろう。実際、端末を触ってみても、切り替えが遅いシーンなどもなく軽快に使用できた。
CPUは1.6GHzクアッドコアのハイシリコン製KIRIN910、メモリはRAMが2GB、ROMが8GBで、外部メモリはmicro SDHC 32GBに対応する。通信方式はHSPA/W-CDMA:900/1700/2100MHz、GSM:850/900/1800/1900MHz 、LTE:1700MHzに対応し、BluetoothはV4.0 + EDR (V3.0互換)、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)に対応する。
▲前面 |
ディスプレイは約4.7インチの720×1280ドットで、ホームボタンなどのナビゲーションキーはディスプレイに表示される。本体サイズは高さ133mm × 幅66mm × 厚さ6.8で、重さは約110gだ。
▲背面はプラスチック製で、表面は幅広い層にアピールできるような落ち着きある仕上げとなっている |
ボディーカラーは「ホワイト」「ブラック」「ピンク」の三色。実機を見る限り「ハズレ色」のようなものはなく、三色とも様々な層に受け入れられる、ちょうど良い色合いだ。2,000mAhのバッテリーは内蔵型で取り外すことはできない。
背面のメインカメラは約800万画素、前面のインカメラは500万画素。インカメラの画素数の多さが特徴となっている。自撮りの際に明るさを簡単に変更できる「BEAUTY Level」機能も搭載されている。メインカメラはF2.0の明るいレンズと、4cmまで寄れるマクロ機能を搭載する。
▲右側面に操作系が集まっている |
右側面には上から電源ボタン、ボリュームキー、microSDスロット、SIMスロットが並ぶ。デザインのポイントとなる側面のメタルフレームは、手にした際の金属感が心地よく感じた。
▲左側面はイヤフォン端子のみ |
左側面はシンプルで下部のイヤフォン端子のみとなっている。
▲イヤフォン端子のキャップを引き出したところ |
イヤフォン端子はデザイン性を高めるために標準で金属製のキャップが付属する。
▲SIMカード、micro SDカードのトレイを引き出したところ |
このキャップはSIMカードのトレイなどを引き出すためのピンの役割を果たす。なお、キャップを紛失しても一般的なピンでSIMカードのトレイを引き出すことは可能だ。
▲上面にはmicro USB端子 |
▲下面にはマイクがある |
側面がフラットでエッジが立ったデザインのため、持ちづらいのではないかと思ったのだが、横幅が狭いので片手でも側面をしっかりと握ることができ、さらに軽いので手に対する負担が少ない。本体が軽いため、加重を逃がすためのデザインにする必要がないと言うことなのだろう。
▲手にしてみると薄さと軽さを実感できる |
ホームはアプリドロワーのないシンプルな「Emotion UI」で、アプリやフォルダーそしてウィジェットを使いやすくレイアウトできる。さらに初心者でも使いやすい「SIMPLE UI」も搭載されている。こちらも左右に切り替えるだけのUIで、必要なアプリだけを表示できるため迷わず操作できる。
▲iOSのようなアプリドロワーのないEmotion UI |
▲ホームは設定で標準(Emotion UI)とシンプル(SIMPLE UI)に切り替えることができる |
▲タッチ操作がしやすいタイル状のレイアウトとなるSIMPLE UI |
設定画面もWi-Fiや画面設定など比較的分かりやすい項目のみを表示する「ベーシック」と、すべての設定を表示する「すべて」をタブで切り替えることができ、エントリーユーザーに対する配慮がなされている。
▲設定画面は2つのタブで表示切り替え可能 |
▲アクセサリーはSoftBank Selectionから発売される |
STREAM S 302HWのデザインを崩さない薄型のカバーや、ディスプレイ保護シートがSoftBank Selectionから発売される。
プレゼン資料 |
リーズナブルな本体価格設定とコミコミ2980円からのプランで、ワイモバイルが狙うレイトマジョリティー層にアピールは十分できそうだが、一方でSIMフリーであるもののLTEが1.7GHz帯しか使えないのが残念なところだ。発売は8月1日を予定している。
(記事:mi2_303)
・ワイモバイル
・Y!mobile オンラインストア