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自宅が気象ステーションに! 気温・湿度・CO2濃度などを測れるデジタル百葉箱「Netatmo ウェザーステーション」に小型の雨量計が登場。スマホで降雨量をチェック!通知も

フランスのデジタル家電メーカーNetatmo(以下、ネタトモ社)は29日、手軽に設置・利用できる「デジタル百葉箱」として人気を集めている「Netatmo ウェザーステーション」の追加機器として、雨量計を日本市場で販売開始したと発表した。

追加機器の雨量計。約13cm径で高さ11cmと小さい

まず、「Netatmo ウェザーステーション」というのは、様々なセンサーを搭載した小型のデジタル百葉箱で、個人向けの気象ステーションといってもよい製品。屋外用と室内用の2つのモジュールから成り立ち、例えば室内の気温、湿度、CO2(二酸化炭素)濃度を計測し、換気のタイミングを教えてくれたりする。そして屋外の情報ももちろん観測できる。

「Netatmo ウェザーステーション」はAndroidスマートフォンやiPhone/iPadなどのスマートデバイスと連携して使う製品で、スマートデバイス向けアプリで各種データを確認したり、通知を受けることができる。

筒状の製品がウェザーステーションで、屋内用と屋外用のモジュールがついてくる

CO2濃度については、CO2レベルが1,000ppmに達した時点で、警告メッセージを出してくれるなど、通知機能も利用できる。

また、「Netatomo ウェザーステーション」の測定データは、ユーザーが許可した場合、屋外ユニットのデータのみ公開されるようになっており、世界150カ国以上の屋外データを閲覧することができる。これは、ウェブブラウザを使って閲覧可能で、各測定点における向こう一週間の予報なども確認できる。公開データは下記リンク先で閲覧できる。
http://www.netatmo.com/ja-JP/weathermap

ウェブブラウザで世界中の公開データを確認できる。しかも各地点の天気予報まで閲覧できる

このウェザーマップを見れば分かるが、非常にきめ細かい、ピンポイントでの気象データを確認できることが分かる。そして、ピンポイントでの天気予報も分かる。手軽に設置できるウェザーステーションならでは、そして現代ならではのサービスだろう。

「Netatmo ウェザーステーション」自体は価格は19,407円で、Amazon.co.jpやビックカメラ、ヨドバシカメラ、ロフト、東急ハンズ等で販売されている。



そして今回新たに登場したのは雨量計だ。

雨量計は約110×130×130mmで重さ約207gと、とても小型の機器で、単4形乾電池2本で駆動する。あくまでも「Netatomo ウェザーステーション」のオプション機器なので、「Netatomo ウェザーステーション」も必要になってくる。価格は9,504円だ。

この雨量計を設置すれば、スマートフォンを使って降雨量の確認までできるようになる。

具体的にこの雨量計をどのような用途に使えばよいのか? そう悩むかもしれないが、用途は考え方次第で様々だろう。例えば、雨量を計測できるので、植物に水やりをするタイミングをはかる際の参考にもできるはずだ。この雨量計では1時間あたりの降雨量を記録できるほか、長期に渡ってのデータ蓄積も可能となっている。

また、通知メッセージをスマートフォンに出すこともできるので、例えば雨が降ってきたタイミングで通知を出させれば、洗濯物を取り込み忘れることもなくなるかもしれない。また、最近では豪雨による被害も増えているだけに、浸水などの危険度をはかる上での参考にもできるかもしれない。

雨量計は1台の「Netatmo ウェザーステーション」に1台だけペアリングできる仕様となっている。

下はAmazon.co.jpでの商品リンク。左がウェザーステーション、中央が室内用の追加モジュール、右が雨量計。

  

【情報元、参考リンク】
ネタトモ ウェザーステーションについて

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