従来とLINE配送による違い |
一般的には荷物のサイズと距離によって配送料が変わってくるが、LINE配送の場合は、サイズだけで配送料が決まる。そのため、販売相手が誰であっても、全国のどこに配送する場合であっても、一律料金で配送することが可能だ。
LINE MALLは、誰でも手軽に商品を売ったり買ったりできるショッピングサービスで、商品の売買時には購入者と出品者それぞれにLINE MALLのアプリから次のステップがお知らせされる。
購入者が支払いをしてから出品者は商品の発送をし、その商品を購入者が受け取ってから出品者はお金を受け取れる、という、お金、商品受渡の流れにおいて安心できる仕組みが提供されている。
そして、今回新たに始まったLINE配送は、フェリシモの物流サービスと連携して、出品者・購入者間の商品発送を代行し、どんなに遠方への配送であっても国内であればサイズ別によって一律価格で配送できる「定額配送」と、個人間同士の個人情報(氏名・住所・電話番号・振込先情報等)のやり取りが不要な「匿名配送」という2つのメリットを実現したサービスになる。
LINE MALLは、商品配送料は出品者負担で、商品の希望販売価格を設定する際は、送料分を上乗せした価格を決めて出品するスタイルなので、購入者によって、すなわち配送先によって利益が変動するシステムになっている。遠い場所へ送る場合は送料がより多く掛かってしまうためだ。
しかし、今回のLINE配送を利用すれば、出品者は一律の配送料で商品を発送できるので、誰が購入しても同じ利益を得られる。一方、購入者も送料を気にせず同じ額で購入できるメリットが残ったままだ。
LINE配送の場合、取引成立後、出品者はフェリシモの物流センターに商品を発送する。そして、購入者が事前登録した配送先情報をもとに伝票をセンター内で貼り替えて出荷する、という流れになるので、出品者と購入者はお互いの個人情報のやり取りをする必要もない。
配送ステータスの確認ももちろん可能だ。
【情報元、参考リンク】
LINE/プレスリリース