ASUS、手のひらサイズのプロジェクター「S1」を7月25日発売へ。スマホの映像出力可。モバイルバッテリー代わりにも使用可

GAPSIS編集部 2014年7月23日

ASUSTeK Computer Inc.（以下、ASUS）は23日、手のひらサイズのコンパクトボディで、バッテリーを内蔵したプロジェクター「S1」（エスワン）を25日に日本市場で発売すると発表した。

ASUS S1

S1のボディサイズは約110.5×102×30.7mmで、重さは約342gと十分に持ち運びが可能なサイズ。それでいて6,000mAhのバッテリーを搭載し、電源が取れない環境でも単体で最大約3時間の投影が可能となっている。

このS1のバッテリーはモバイルバッテリー代わりに使うことも可能で、S1に搭載されたUSBポートにスマートフォンなどを接続すれば、S1のバッテリーを使ってスマートフォンを充電することができる。

投影方式は世界中の映画館で採用されているDLP方式で、従来の液晶式プロジェクターと比べて色の再現性がよく、コントラスト比が高い、クリアで残像の少ない映像を映し出すことが可能とされる。また、経年劣化が少なく、特別なメンテナンスをせずとも30,000時間以上使用することが可能となっている。

さらに、ウォームアップ時間が不要なので、電源オンから5秒で投影を開始できる。電源を切るときもクールダウンが不要なのですぐに片付け可能なので、モバイルには最適だ。

輝度は最大200ルーメンなので、完全な真っ暗な部屋でなくとも十分に視聴可能で、解像度は854×480ドットだ。コントラスト比は1000：1で、画面サイズは30から100型だが、目安としては投影距離が1mで約41型になる。投影距離は0.73mから2.43m。

2Wのスピーカーを内蔵し、入力端子はHDMI（MHL対応）が1つだ。MHL対応なので、MHL対応のスマートフォンの映像を映し出すこともできる。本体パッケージにはMHLケーブルも同梱されているので便利だ。

他にはキャリングケース、電源アダプター、電源ケーブル、HDMIケーブル、microUSBケーブルなどが同梱されている。