SIMロック解除したHW-01Fを中華電信のSIMカードで使う |
■SIMロックの解除はドコモショップで申込。対応は1週間前後と案内される
HW-01FのSIMロック解除はドコモショップ店頭にて申込を行います。SIMロック解除には手数料が3,000円(税抜き)発生します。
iモード端末、スマートフォンの場合は基本的にその場で即時SIMロック解除を行うことが可能ですが、モバイルWi-Fiルータやデータ通信端末については、ドコモショップ店頭にて一度端末を預けた上でSIMロック解除の手続きを行う必要があり、SIMロック解除対応完了までの期間は約1週間から2週間程度と案内されます。
ただし、筆者の経験では申込から1〜2営業日程度でSIMロック解除の手続きが完了し、端末をSIMロック解除された状態で受取できることが多いです。
■台湾 桃園国際空港 ターミナル1でプリペイドSIMカードを購入する
中華電信のプリペイドSIMカードの購入や料金プランの詳細などは、こちらの記事にて紹介していますので、ご参照ください。
今回は、滞在期間に合わせて5日間のデータ定額プラン(スマートフォンでも利用するため音声通話が可能なプラン(に加入し、500台湾ドル(約1,700円)を支払いました。ドコモなどの国内通信事業者が提供する海外ローミングサービスでのパケット通信は、1日あたり最大2,980円/日の料金が発生するため、5日間のローミング利用で2,980円 × 5日分が掛かるものと仮定すると、現地のプリペイドSIMを使用することで、通信費は約9分の1となる計算です。
購入したSIMカードのパッケージ.jpg |
■プリペイドSIMカードを入手したら、APNを設定する
ドコモから販売されているモバイルWi-Fiルータやデータ通信端末は、ドコモ以外のSIMカードを挿してもAPNが自動的に設定されることが基本的に無いため、HW-01FにプリペイドSIMカードを入手したあと、自分でAPN設定を作成する必要があります。
中華電信のプリペイドSIMで通信を行うためのAPN設定は以下の通りです。
[APN設定情報]
APN:internet
ユーザ名:空白
パスワード:空白
APN:internet
ユーザ名:空白
パスワード:空白
設定は、HW-01Fにログイン後、
[設定] > [プロバイダ設定] > [新規プロファイル]
という順に進めれば行うことができます。
HW-01F上にAPNを設定 |
HW-01Fでは、タッチ操作に対応する本体ディスプレイを操作することで、APNの切り替えが可能となっているため、APNの新規作成を慣れない環境で行うのが不安な方は、あらかじめ日本国内で作成しておけば安心でしょう。
APNを中華電信に切替 |
なお、HW-01Fより先に発売されているモバイルWi-Fiルータ「L-02F」では、本体のタッチパネルの操作のみでAPNの新規作成が可能になっていますが、HW-01FではAPNの新規作成については、HW-01Fと接続した状態のパソコンやスマートフォンから操作を行う必要がある点に注意しましょう。
■海外ではWi-Fiの5GHz帯は利用できない
HW-01FはWi-Fiの5GHz帯に対応しており、日本国内ではWi-Fi設定で「5GHz」に設定することで、2.4GHz帯よりも安定した通信品質が得られる5GHz帯を利用することが可能です。しかし、HW-01Fは日本国外では5GHz帯の利用ができません。
Wi-Fiの5GHz帯は海外では利用できない |
海外の展示会など、2.4GHz帯が混雑しているであろう場所で、5GHz帯の利用をアテにしている場合は注意が必要です。
記事執筆者プロフィール
島田純
ブロガー/フリーライター
Twitter:@shimajiro、ブログ:shimajiro@mobiler
ブログとモバイルと旅が好きなフリーランスのブロガー/ライター。
モバイルWi-Fiルータやデータ通信関連が得意です。
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モバイルWi-Fiルータやデータ通信関連が得意です。
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本コラムは毎月第1・第3火曜日更新予定!
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記事を拝見させていただきました!
返信削除今回、HW-01Fでsimを購入するときには、
どのサイズのsimを購入すれば、よいのでしょうか?
日本では、標準、nano、microの3つがメインかとおもいますが、
それのどれかに当てはまるのでしょうか?
お手数をお掛けいたしますが、ご教授いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。