楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズは2日、格安SIMカードによるデータ通信サービス「SANNET LTEサービス」において、新たに「モバイルデイリーオプション」の受付を開始したと発表した。
「SANNET LTEサービス」はNTTドコモのFOMA/Xiの回線網を利用して提供される通信サービスで、SIMカードで提供されている。
今回新たに登場した「モバイルデイリーオプション」は、日々のデータ通信量が60MB以下の方に最適なプランで、毎日60MBまでは速度制限なくデータ通信を行うことができる。通信速度は下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbps。
万一60MBを超えた場合はその日の残りは200kbpsに速度が制限される。また、60MBまで使わずに余った場合でもその残量を翌日に繰り越すことはできない。ただし、60MBを超えて通信速度制限なく利用したい場合には24H無制限クーポンを300円で購入することで、高速通信を24時間利用することができる。
夕方以降や休日は自宅のWi-Fi環境で、通勤・通学時にモバイル回線を使ってメールやSNSを少し利用する程度という方にちょうどよいプランだ。
SIMカードのサイズは標準とmicro、nanoの3タイプから選択可能で、初期費用は3,000円となっている。月額料金は890円だ。
なお、6月2日から30日までの間はキャンペーンによって初期費用の3,000円が0円になる。
「SANNET LTEサービス」は他にも3つのプランがある。月に300MBまでの「モバイルミニオプション」、月に1GBまでの「モバイルエントリーオプション」、月に3GBまでの「モバイルライトオプション」だ。
また、今回新たに提供開始となったプランは月額890円だが、実際の月々の利用料金には、基本料金も発生する。SANNETを初めて利用する方はSANNETへ入会の上、各サービスへ加入することになり、「ベーシックコース」などへの加入も必須だ。ベーシックコースは月額250円。この辺りは他のプロバイダ系サービスと同じ料金体系となる。
その他、ユニバーサルサービス料3円も毎月発生する。
【情報元、参考リンク】
SANNET LTEサービス
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