申込理由など |
同社はKDDI/沖縄セルラーの「au 4G LTE」のインフラを借り、それを使って「mineo」というサービスを提供している。いわゆる「MVNO」(仮想移動体通信事業者)という形での事業展開だが、auのネットワークを使ったMVNOのサービスはmineoが初であり、その点からも注目度が高かった。
これまでのMVNO市場では、NTTドコモやイー・アクセス、UQコミュニケーションズのWiMAX/WiMAX 2+などのネットワークを使ったサービスが代表的だったが、新たにauの回線を利用できる格安サービスが登場することで、MVNO市場の変化を感じる。
ケイ・オプティコムによれば、申込理由の代表的なものは「月額料金の安さ」「au 4G LTE回線が利用可能」「余ったデータ通信容量が翌月に持ち越し可能」「090音声通話が利用可能」「050通話アプリ『LaLa Call』が利用可能」などだという。
しかも、申込者の7割がMVNOを初めて利用する方ということで、Androidニュースメディアの立場から見ても意外な結果となっている。おそらくMVNOのサービスを知りつつも、何らかの理由でためらっていた方がmineoに申し込んだのだと考えられ、ケイ・オプティコムもそのように見ているとの考えを示している。
mineoの注意事項の大きな点にはauの3Gネットワークは利用できないことが挙げられる。あくまでもau 4G LTEを利用したサービス。
SIMカードのみのプランと、スマートフォンとのセットのプランが用意されるが、SIMカードのみのプランは月額980円からで、しかもキャンペーンによって最大6ヶ月間は月々980円の割引を受けられるので、半年間は無料運用することもできてしまう。
mineoの料金プラン |
スマートフォンとのセットプランでは、端末は京セラ製の「DIGNO M」が用意されている。
au 4G LTEはエリアも広く、実効速度も速いので、mineoは各社のMVNOサービスの中でも人気サービスの一つになるかもしれない。
【情報元、参考リンク】
・ケイ・オプティコム/プレスリリース
・au 4G LTE回線網を利用した格安通信サービス、ケイ・オプティコムの「mineo」が登場へ。月額980円から。キャンペーンで半年間無料。MNPも可能