GALAXY Tab S 10.5インチモデル |
両モデルとも有機ELディスプレイを採用し、解像度は2560x1600ドットとなっている。非常にキメ細かい表示ができるほか、幅広い色域(Adobe RGBで90%以上)と高コントラスト(10万:1)によって明るさの異なる屋内外の多様な環境で美しい表示を実現しているということだ。
さらに、最適な視聴環境に自動調節する「Adaptive Display」という機能も搭載する。
ボディは同社のタブレット史上最薄・最軽量を実現し、両モデルとも厚さは僅か6.6mmとなっている。重さは10.5インチのWi-Fiモデルが約465g、LTEモデルが約467g、8.4インチのWi-Fiモデルが約294g、LTEモデルが約298gだ。
GALAXY Tab S 8.4インチモデル |
バッテリー容量は8.4インチモデルが4,900mAhで、10.5インチモデルが7,900mAhだが、どちらも連続11時間程度の動画再生が可能なスタミナを持っているようだ。また、電力消費を最小限に抑えるモード「ウルトラ省電力モード」を搭載している。
10.5インチモデルと8.4インチモデルはディスプレイサイズ以外の基本的なスペックは同じだ。
共通するスペックはOSがAndroid 4.4、プロセッサはExynos 5 Octa (1.9 GHz クアッドコア + 1.3 GHz クアッドコア)もしくは Qualcomm Snapdragon 800 2.3 GHz クアッドコアで、メモリは3GBでストレージ容量は16GBもしくは32GB、外部メモリは最大128GBまでサポートするmicroSDカード、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac、MIMO、Wi-Fi Direct対応などで、Bluetoothは4.0対応など。
カメラは背面に約800万画素、前面に約210万画素のものを搭載する。
モバイルネットワークへの対応は下記の通りだが、Wi-Fiモデルの場合はWi-Fiのみとなる。
- LTE : 800/ 900/ 1800/ 2600+850/ 2100 MHz
- 3G : 850/ 900/ 1900/ 2100 MHz
- 2G : 850/ 900/ 1800/ 1900 MHz
また、スマートフォンのGALAXY S5と同様にホームボタンには指紋センサーが搭載され、ロック解除やPayPal決済のログイン認証などに利用することができる。
GALAXY Tab Sは7月以降にいくつかの市場で販売開始となる予定。
GALAXY Tab Sの特徴(※クリックして拡大) |
【情報元、参考リンク】
サムスン電子/プレスリリース