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ドコモ、国内初となるLTE回線を利用した音声通話サービス「VoLTE」を6月24日4時より提供開始

NTTドコモ(以下、ドコモ)は18日、国内で初めてとなる「VoLTE(ボルテ)」の提供を24日4時より開始すると発表した。VoLTEはVoice over LTEの略で、LTE回線を利用して提供する音声通話サービスで、従来の音声通話サービスと比べて高音質で安定した通話ができる。

また、音声通話だけでなくビデオコール(テレビ電話)、高速マルチアクセス、通話中のエリアメール受信なども可能となっている。

従来の音声通話の場合、Xi対応端末であっても音声通話中はFOMA回線に切り替わるため、例えば音声通話とデータ通信を同時に行う場合、データ通信が遅くなってしまう問題があった。しかし、VoLTEの場合は音声通話中もLTEでのデータ通信が可能なので、高速でのデータ通信ができる。前述の「高速マルチアクセス」とはこのことを指している。

また、VoLTEは電話の着信応答が早いという特徴もある。従来の音声サービスの場合は、発信後、しばらくしてから相手の携帯電話で着信音がなり始めるが、VoLTEの場合はかなり時間が短縮される。

VoLTEは全国のXiエリアで利用可能。

利用料金は特に気にする必要はなく、Xiの全ての料金プラン、パケット定額サービス、通話料割引サービス及び通話料金がそのまま適用される。注意したいのはビデオコールで、音声通話料金に加えて、映像の送受信によるデータ通信分に対してパケット通信料が課金される。ただし、2015年9月末まではキャンペーンによってパケット通信料無料でビデオコールを利用できる。

なお、VoLTEの対応機種は夏モデルからで、現在販売中のものでは「GALAXY S5」のみが利用可能となっている。今後、「Xperia Z2」「AQUOS ZETA SH-04F」「ARROWS NX F-05F」「AQUOS PAD SH-06F」「Xperia Z2 Tablet SO-05F」でも利用可能になる予定。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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