ドコモとボーダフォン、グローバルM2M分野でも事業提携へ

NTTドコモ（以下、ドコモ）とVodafone Group Plc（以下、ボーダフォン）は17日、M2M（Machine to Machine。機器間の通信）事業分野において事業提携することに同日基本合意したと発表した。両社は2011年11月にグローバルに事業を展開する企業への法人営業を中心とした事業提携を締結しているが、今回はその提携分野を拡大することになる。

今後、両社はM2M技術を活かした顧客製品・サービスの価値向上に向けた総合的なソリューションの提案やコンサルティングを積極的に行い、M2M分野の市場拡大に寄与していきたい、としている。

両社のM2M事業での提携についてボーダフォンのCEO、Vittorio Colao氏は次のようなコメントを寄せている。

「ドコモとのパートナーシップ拡大を楽しみにしています。世界中でお客さまに革新的で新しいM2Mソリューションを提供することで、両社の法人ビジネスの事業拡大が期待できます」

また、ドコモの加藤 代表取締役社長は「M2Mは全社戦略の中でも非常に重要であり、その重要性は日々高まっています。ボーダフォンとの強固なパートナーシップがM2Mにまで拡大することを誇りに思います。ボーダフォンはM2Mサービスの世界的なリーダーであり、この合意が両社のM2M市場の更なるビジネス拡大につながると信じています」と述べている。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース