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ソニー、最大20W出力、パッシブラジエーター搭載のワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-X3」を発表

ソニーは20日、実用最大出力が20Wと高出力のデジタルアンプと、前面及び背面に計2つ配置することで迫力ある重低音の再生を実現する対向配置型のパッシブラジエーターを搭載したワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-X3」を発売する。

SRS-X3

発売日は6月21日で、カラーバリエーションはホワイト、ブラック、レッドの3色。

ソニーは先日ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-X1」「SRS-X2」を発表し、それらも6月21日に発売予定だが、今回新たに発表されたSRS-X3はまた異なった特徴を持つスピーカーとなっている。

SRS-X1は球状スタイルの超小型防水スピーカーで、SRS-X2は最大20W出力が可能な小型スピーカー。豊かな低音を実現するバスレフ構造を採用した2チャンネルスピーカーシステムを採用している。

SRS-X1とSRS-X2。市場推定価格はそれぞれ8,500円前後、9,500円前後。

そして、SRS-X3だが、3機種の中で最も高い価格設定のモデルとなるため、音へのこだわりが強くなっている。そして、デザイン性も追求されている。

様々なインテリアと調和しやすく、高音質も両立できるよう、フレームの美しさを追求した「Definitive Outline」デザインを採用している。ラバーなどの素材をそれぞれの面に採用している。Definitive Outlineによって、12辺のフレームの角を処理し、稜線をなめらかな面で繋ぐことによって、角部で音波が反射する回折現象が低減されるという効果も生まれる。

実用最大出力は20W(10W+10W)で、冒頭で紹介したように対向配置型のパッシブラジエーターを搭載する。これにより、20Wのパワーを持つアンプから駆動されるスピーカーユニットの空気圧力を十分に受け止めることが可能となり、コンパクトなボディながら存在感のある低音域の再生を実現している。

左:内部構造イメージ図(前面)、右:(背面)

各曲ごとに最適な設定で手軽に上質な音を楽しめる「ClearAudio+」を搭載し、広がりのある音場を楽しめるサウンドモードも搭載する。

本体にはリチウムイオン電池を内蔵し、このバッテリーだけで最長7時間の駆動が可能となっている。

Bluetooth、NFCに対応するので、NFC対応スマートフォン等の場合はワンタッチでBluetooth接続ができる。また、オーディオ入力端子も備えるので有線での接続も可能だ。

本体サイズは約185×67×66mmで、重さは約850g。

市場推定価格は15,000円前後となっている。



【情報元、参考リンク】
ソニー、お風呂でも使える小型の防水スピーカー「SRS-X1」と小型ながら最大20W出力の「SRS-X2」を発表
ソニー/プレスリリース

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