上段左からMediaPad 7 Youth2、MediaPad M1、MediaPad X1、Ascend P7、 下段左からTalkBand B1、Ascend G6 |
MVNOは他社の回線網を利用して通信サービスを提供する事業者で、現在の市場にはNTTドコモ(以下、ドコモ)やイー・モバイル、UQコミュニケーションズのWiMAX/WiMAX 2+の回線網を利用したサービスが多数存在している。
特に有名な事業者はプロバイダ系のソネットやビッグローブ、ニフティなどだろう。各社がドコモやWiMAXなどの回線を使った格安通信サービスを提供している。
このMVNO市場は最近ではauの回線網を利用した事業者も登場するなど、事業者・サービスの増加、市場の拡大が見込まれている。
ファーウェイ・ジャパンはこのような状況を見て、SIMロックフリー、すなわち特定の通信事業者でしか利用できないようなロックが掛かっていない端末を複数投入することを決定した。
まずは6月下旬以降にAndroidスマートフォン「Ascend G6」を発売する。Ascend G6の詳細はこちらの記事を参照してもらうとして、ビックカメラやノジマ、U-mobileなどで販売される。
さらに、タブレットの「MediaPad」シリーズから「MediaPad X1」、「MediaPad M1」、「MediaPad 7 Youth2」、そしてウェアラブル端末の「TalkBand B1」、スマートフォンの「Ascend P7」を順次投入する。
これだけ多くの端末が用意されることになると、今後のMVNO市場でファーウェイ製端末の存在感が増してくることは確実だろう。既に多くのSIMロックフリー端末を投入しているASUSTeK Computer Inc.も含めて端末の選択肢が増えることはユーザーにとっても嬉しい展開だ。
【情報元、参考リンク】
ファーウェイ