LG、Googleの新しいプラットフォーム「Android Wear」採用スマートウォッチ「LG G Watch」を発表

GAPSIS編集部 2014年3月19日

LG G Watch

米Googleは米国時間18日、ウェアラブル製品向けのAndroidプラットフォーム「Android Wear」を発表したが、あわせて提携パートナーも明らかにした。そのパートナーの一社であるLGエレクトロニクスは19日、Android Wearを搭載した第一弾製品「LG G Watch」を発表した。

Android WearはAndroidプラットフォームをウェアラブル製品向けに拡張したもので、「Google Now」をベース機能としている。そのため、搭載製品に対して、「OK Google」と呼びかければ、その声に反応し、音声でいくつかの操作が可能となっており、ユーザーに様々な情報を教えてくれる。

LGエレクトロニクスはGoogleのリードパートナーとして2014年の第2四半期（4-6月）にLG G Watchを販売開始する計画だという。ASUSTeK Computer Inc.、HTC、Motorolaらもパートナーメーカーだが、LG G Watchは近いうちにリリースされるため、注目度の高い製品となるはずだ。

LGエレクトロニクスの開発者はLG G Watchが完璧に動作するよう、開発初期段階からGoogleと密接に開発を行ってきたという。同社にとってGoogleとのコラボレーションはスマートフォンの「Nexus 4」「Nexus 5」、タブレット「LG G Pad 8.3」のGoogle Play Editionに続いて4番目の製品となる。

同社のモバイル・コミュニケーションズ事業本部のパク・ジョンソク社長兼CEOは次のようにコメントしている。

「LG G Watch の開発にあたり、Google とビジネスに取り組む機会は、LG エレクトロニクスが絶えずデザイン向上と技術開発を進めていくうえでの絶好のチャンスだった。LG G Watch は、2008 年のPrada Link 、2009 年に発表した世界初の3G Touch Watch Phoneに続く製品であり、LG エレクトロニクスは次世代のウエアラブル製品を出し続けている企業である。我々は、すばらしいこの製品が、スマートウエアラブル市場を席巻できると確信しています」

なお、LG G Watchの詳細は準備ができ次第発表される予定。