Androidニュース&アプリ情報メディア

【一条真人的Androidライフ】第41回:スマホケースは耐ショック性を重視したいね

「Best Buy」などの北米の家電量販店でスマートフォン(以下、スマホ)のケースを見ていると、耐ショックや防水仕様のものの比率が高いことに気がつく。やはり、ケースの本質とは保護することなのではないかと思う。とはいえ、これは「iPhone」での傾向であり、Androidスマホではやや異なる。耐ショック仕様のケースが並んでいるのは出荷台数が多い「GALAXY」シリーズとかのものしか見当たらないのだ。もっともGALAXYシリーズの耐ショック・ケースも決して多くはない。

iPhone 5s用のZEROSHOCKケース

やはり、ケースを作るほうも商売なので、1回作って多く売れた方がいい。最近はiPhoneも5sと5cで2つのバリエーションがあるが、1機種での販売台数が多いため、ケースが実に豊富で、耐ショック・ケースも様々なメーカーが色々な製品を作って並べるのも無理は無い。

日本においても、やはり耐ショック仕様のケースを探すと圧倒的にiPhoneの選択肢が多い。これでは、iPhoneが売れてしまうのも無理は無い。ちなみにヨドバシアキバ(ヨドバシカメラ・マルチメディアAkiba)あたりに行くと、スマホ・ケースが実に多く販売されていることに驚く。世界的にもあんなにスマホ・ケースを並べている店はそうないだろう。こういう部分での日本のファッショナブル性は先進国の中でも群を抜いている。外人さんが秋葉原に来て感動してしまうのも無理は無いというものだ。ヨーロッパのFnac(家電量販店)も勝てない。まさに世界のAKIHABARAであろう。

さて、なぜ僕が今回こんなに耐ショック仕様のスマホ・ケースの話をするのかというと、先日、雨の降る中、iPhoneを手裏剣を投げるようなイキオイで落としたのだが、エレコムの耐ショック仕様のスマホ・ケース「ZEROSHOCK」のおかげで事なきを得たためだ。エレコムのZEROSHOCKはそのタフさを現実に実証してくれた。このケースは耐ショック・ケースにしてはスマートな外観を持っているのが特徴だ。

iPhone 5s用のZEROSHOCKのケースの背面はこのような感じ。

これが普通のスマホ・ケースに入れていた端末だったらイチコロだったことだろう。

さて、このZEROSHOCKは日本メーカーであるエレコムの商品なので、iPhoneだけでなく、国産Android端末向けのものも何種類かラインアップされている。「Xperia Z1」、「Xperia Z1 f」や「ARROWS」シリーズ、「AQUOS PHONE」シリーズ向けのものもあるのだ。それに対して、「ELUGA」シリーズのような、ややマイナーな機種向けのZEROSHOCKはない。

「AQUOS PHONE ZETA」用のZEROSHOCKケース

というわけで、メジャーな機種を使っている皆さんにはぜひZEROSHOCKのようなタフなケースを使ってもらいたいと、老婆心ながら思ってしまう。特に物をよく落とす長田MAX(※)にはね。

※長田MAX(編集長)コメント:僕もMacbook AirとZENBOOKはZEROSHOCKを愛用しています。一方、ELUGA Pはレイ・アウトのケースですが、先日20段くらい階段を転げ落ちましたが(スマホが)、無事でした。素晴らしい強度でした。Xperia Z1とiPhoneはバンパータイプのケースですが、こちらもタフです。スマホは落としやすいのでケースのタフさは重要ですね。


記事執筆者プロフィール
一条真人
ITジャーナリスト
Twitter:@ichijomasahjito、Facebook:masahito.ichijo
ブログ:一条真人メモ

クラウドサービスからスマートデバイス、デジタルAVまで、デジタル関連のアイテムが大好き。「ハッカー」(日本文芸社)、「PCプラスワン」(笠倉出版)などパソコン雑誌の編集長を経て、小説なども出版して現在にいたっています。PC、IT関連の本は50冊以上書かせてもらいました。スマートフォンは初代Xperia(あまりに美しいデザイン!)、iPhoneなど数機種使っています。

「一条真人的Androidライフ」の他の記事はこちら
本コラムは毎月第2・第4火曜日更新予定!

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件