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ファーウェイ、下り最大300Mbps対応のLTEモバイルWi-Fiルーター「E5786」を発表。11ac、2x2 MIMO、ダブルアンテナにも対応

ファーウェイ・ジャパンは4日、中国ファーウェイがスペイン・バルセロナで先月下旬に発表したモバイルWi-Fiルーター「E5786」を改めて国内報道機関向けにも発表した。

E5786

E5786は現時点ではブラックカラー1色の展開で、5月から欧州の一部地域、中東、ロシアで販売開始となる予定で、その他の地域についてはまだ明らかにされていない。

このモデルは下り最大300Mbpsの規格「LTE Category 6」に対応したルーター。Wi-FiもIEEE802.11acをサポートし(対応規格はIEEE802.11a/b/g/n/ac)、2×2 MIMO、2.4GHzと5GHzのデュアルバンド、ダブルアンテナに対応するなど、可能な限りの強化を図っている。また、帯域幅の容量を拡大するキャリア・アグリゲーションと高周波数利用により安定した接続環境を実現する。

さらに、超高速でのデータ転送ができるmicro USB 3.0に対応する。

バッテリー容量は3,000mAhで、連続通信時間は約10時間、連続待受時間は約500時間。加えて、最近のルーターでは一般化してきた外部給電機能も搭載する。E5786のバッテリーを使ってスマートフォン等の機器を充電することが可能だ。

外部メモリとしてmicroSDカードスロットを搭載し、最大で32GBのカードまでを使うことができる。

本体サイズは約106.0×66.0×15.9mmで、重さは約155g。

ファーウェイ・コンシューマー・ビジネス・グループCEOであるRichard Yu氏は次のように述べている。

「ファーウェイがモバイルWi-Fiルーター業界に加え、次世代LTEネットワークを牽引してきたことを強みに開発されたモバイルWi-Fiルーター『E5786』は、高速で信頼できる通信環境を提供します」

【情報元、参考リンク】
ファーウェイ/E5786製品紹介ページ

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