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富士通、欧州版らくらくスマホ「STYLISTIC S01」の後継モデルを今秋投入へ

STYLISTIC S01
富士通は24日、昨年6月にフランスにおいて通信事業者のOrangeから発売したスマートフォン「STYLISTIC S01」の後継モデルを欧州で今秋発売するための準備を開始したと発表した。

STYLISTIC S01は、日本市場における「らくらくスマートフォン」ベースの端末で、Orange向け仕様が導入されたものの、らくらくスマートフォンならではのシンプルな使い勝手はそのままだ。

このSTYLISTIC S01は当初フランス国内で地域限定で約90店舗のOrangeストアで販売開始されたが、その後、ユーザーインターフェースや専用のコミュニティなどが評価され、昨年10月にはフランス全土約250店舗での取扱いに拡大された。

また、Orangeとは富士通の日本におけるノウハウをもとにした、じっくりと商品に触れ、魅力を体験できる店頭イベントの実施や、STYLISTIC S01の魅力をわかりやすく伝える専用の店頭ツールの導入などにより密接に連携し、順調にマーケットを拡大しているという。

STYLISTIC S01の後継モデルには、LTEサービスやNFCに対応するほか、最新の省電力ディスプレイやクアッドコアCPUなどが搭載され、進化を遂げる予定。また、ユーザーの声を反映させ、使い勝手の向上を図るとともに、家族や友人など親しい人との繋がりを大事にするユーザーが、手軽に安心して連絡をとったり、情報を共有できる新しいコミュニケーション手段の提供を目指しているという。

らくらくスマートフォンには、実際にシンプルなメニュー、ブザー機能、決定等の操作時には実際に押し込むようなタッチをし、スクロール、ドラッグなどはスムースにできるタッチ操作機能、専用コミュニティなど独自の魅力がある。それだけに海外市場においても認知度が向上すれば、大きなブランドに成長する可能性を秘めているはずだ。

【情報元、参考リンク】
富士通/プレスリリース

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