動画フォト!サービスにおけるプリントイメージ |
同社によれば、今やスマートフォンでの動画撮影の機会は急速に増えており、30代までの若年層においては約25%がスマートフォンで動画を撮影しているという。そのため、撮影した動画を大切な思い出の記録としてプリントにして残したいというニーズも高まってきているようだ。
今回発表された「動画!フォトサービス」では、スマートフォン向けの専用アプリから「動画プリント」と「うごく動画プリントAR」という2種類のプリントを注文することができる。
どちらのプランも独自の画像解析技術を活用した「イメージオーガナイザー」によって、撮影された動画から自動的に「良いシーン」を20枚程度切り出して提示してくれる。具体的には動画1秒あたり約10枚の静止画を切り出していき、その中から20枚程度を抽出するということだ。
この静止画をプリントできるわけだが、面白いのは「うごく動画プリントAR」だ。このプランでは、AR技術を活用し、プリントにスマートフォンをかざすと、動画が音声とともに再生される。動画をプリントに紐づけてサーバーにアップロードし、プリントを専用ビューアアプリで読んだときにその動画を再生できるようになっている。
しかも、スマートフォンの画面上に映ったプリントの部分で動画が再生されるので、まるで写真の被写体が動き出したかのような感覚を得られる。
プリントの受取は宅配かお店での受取から選ぶことが可能だ。
なお、「動画!フォトサービス」で動画から切り出した静止画のデータは富士フイルムが提供する画像保管サービス「マイフォトボックス」に保存することも可能となっている。このサービスはデジタルカメラやスマートフォン等で撮影した画像データをクラウド上に保存できるサービスで、後からプリントしたりフォトブックやポストカードなどに使うこともできる。
サービス利用の流れ |
【情報元、参考リンク】
富士フイルム/プレスリリース