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半年に一度のAndroidのイベント「ABC 2014 Spring」が秋葉原で3月21日に開催へ

国内におけるAndroidの普及促進を目指すコミュニティ「日本Androidの会」が約半年ごとに開催するAndroidの一大イベント「Android Bazaar and Conference」(以下、ABC)の最新回が3月21日に東京・秋葉原のクロスフィールドで開催される。


ABCはカンファレンス(講演)とバザール(展示)から構成されるイベントで、参加費用は無料。Androidに関する各種テーマの講演と、展示が行われる。技術者や関係者はもちろん、一般ユーザーにとっても興味深いイベントだ。

今回のイベントは通算10回目のABCで、イベント名は「Android Bazaar and Conference 2014 Spring」(以下、ABC 2014 Spring)となり、テーマは「Android Reborn」。

Android端末の処理能力は今や一昔前のスーパーコンピューター並みに進化を遂げており、世界で10億台を超える端末がユーザーのポケットに収められている。このような状況下でAndroidは生まれ変わろうとしている。この兆候は実行委員長の嶋是一氏によれば、一年前から「Androidの多様な異様な広がり」として感じていたということだ。

前回のABC「Android Bazaar and Conference 2013 Autumn」では「Road to Reborn(Rebornへ続く道)」として、多様性の共有と体感をテーマとしていた。今回はその続きだ。多様化がより進み、次の三つの、生まれ変わる胎動が見受けられると嶋氏は述べている。

・スマートフォン以外の品目で活用されるAndroid
・Webアプリの開発環境
・Androidに興味を持つ開発者


Androidはいまやスマートフォン、タブレットのみならずヘッドマウントディスプレイ、カメラ、テレビ、電子辞書、カーナビゲーション、音楽プレイヤーなどに採用され、さらには自動車にまでその範囲を広げようとしている。また、Webアプリ開発の環境が整いつつあり、アプリ及びサービスの提供形態にも大きな変化が訪れようとしている。そして、Android端末が広く普及したことで、Androidの開発に関心を持つ層も、一般的な開発者や教育での利用にまで広がりつつある。


日本Androidの会は、これまでの5年間に起きたことと、今後の5年で起こることの接点「クロスポイント」を確かめることが今回のイベントの開催意義だとしている。そのクロスポイントを、秋葉原のクロスフィールドで開催されるABC 2014 Springで確かめよう。

下に掲載した動画は前回イベントの概要。



【情報元、参考リンク】
お知らせブログ/今回で10回目!ABCってこんなイベントです。

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