URBANO L02 |
URBANO L02は旧モデルである「URBANO L01」で良かった点を引き継ぎつつ、いくつか改良が施されたスマートフォン。特にホーム、戻る、メニューというAndroidの基本ナビゲーションのキーが物理キーであること、急速充電に対応すること、ワイヤレス充電に対応できることが大きな魅力だ。
しかも、ワイヤレス充電への対応は、URBANO L01では専用バッテリーと専用背面カバーという2つのオプション品を必要としていたが、今回の新モデルではバッテリーの交換だけで済み、背面カバーは標準品のままでよい。もちろん、本来は標準状態でワイヤレス充電に対応している方が便利だが、ワイヤレス充電を特に必要としないユーザーにとっては、標準装備をしない分、端末価格が安価になるので、こうした対応方法もユーザーによっては嬉しいだろう。
また、物理キーの存在はURBANO L01から引き継いでいる。ただし、デザインは変更され、ダイヤカットのV溝をあしらったデザインとなった。キーの大きさが若干大きくなり、溝ができた分、旧モデルのキーよりも探しやすく、押しやすくなっている。
端末全体のデザインテイストは旧モデルのものを踏襲しており、落ち着いたソリッドなデザインだ。
今回のURBANO L02のもう一つの大きな特長は予め3つのホームアプリを用意していること。標準ホームに加え、エントリーホームとかんたんメニューの計3つを搭載する。切り替えは簡単にできるので、好みのものを使えばいいだろう。
特にかんたんメニューは、他社のらくらくスマートフォンなどのように、非常にシンプルなメニューのホームアプリだ。URBANO L02はらくらくスマートフォンのように徹底的にシニア向けにデザインされた端末ではないが、普通の端末でらくらくスマートフォン的な使い方をしたい、というユーザーの要望に応える機能となっている。
他には、京セラ製スマートフォンではお馴染みの「スマートソニックレシーバー」も魅力の一つだ。スマートソニックレシーバーはディスプレイを振動させることで音声通話中の音を伝える技術で、クリアな通話環境を提供してくれる上、普通の端末のように耳をスピーカー部に正確に当てるような必要がないので、とても便利だ。
標準で歩数、消費カロリーなどを測定できるアプリ「デイリーステップ」も搭載するので、健康管理を手軽に始められる点も特徴。
さらに、移動中や静止状態を自動的に判断し、意図しないWi-Fi通信を防ぎ、快適な通信を実現してくれる「インテリジェントWi-Fi」機能も搭載する。
ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、防水・防塵仕様も備える。
OSはAndroid 4.2で、ディスプレイは約4.7インチのHD液晶、ボディサイズは約65×134×11.0mm、重さは約142g、バッテリー容量は2,700mAhで、カラーバリエーションはシルバー、グリーン、ピンクの3色だ。
※発表会場で確認した実機のレポート記事は後ほど公開します。
【情報元、参考リンク】
KDDI/URBANO L02製品紹介ページ