Pocket Photo PD239 |
この新モデルは「Pocket Photo 2.0」として1月上旬に米ラスベガスで開催された世界最大級の家電見本市「2014 International CES」において発表された製品で、カラーバリエーションはピンク、ジュエル・ホワイト、ライム・イエローの3色が用意されていた。今回日本市場に投入されるのは、このうちの2色で、ホワイトとピンクになる。
型番はホワイトがPD239Wで、ピンクはPD239P。価格設定はオープンだが、想定実売価格は15,800円。
PD239は、初代Pocket Photo PD233の後継機種として登場するモデルで、基本的な特徴は受け継いでいる。Bluetooth、NFCを搭載し、スマートフォンとはBluetoothで接続し、専用アプリから手軽にプリントすることができる。プリントは、専用のZINKフォトペーパーを使って行い、インクカートリッジなどは使わない。
今回の新モデルではボディの厚みがPD233よりも薄く、20mmとなり、デザインがよりスタイリッシュになった。さらに、フォトペーパーの補充方法が変わった。PD233では側面のカバーを開き、横から用紙を挿入する形だったが、今回の新モデルでは本体カバーを全面に開けて用紙を入れる形式になった。用紙補充は明らかに楽になったはずだ。
左がPD239で右がPD233。用紙セットの方法が変わった。
フォトペーパーのサイズと解像度はPD233のときと同じで、50×76mmで640×1,224だ。具体的な製品型番は「PS2203」で同じ。
その他、本体の仕様を確認すると、内蔵するバッテリーは500mAh。バッテリーを内蔵するので、最大30枚程度であれば外出先で電源を取れない状況でも本体のみでプリントできる。本体サイズは約76×126×20mmで、重さは約221g。
アプリはAndroidとiOS向けに用意されているので、Android端末、iOS端末で利用可能だ。
なお、使うフォトペーパーが変わらず、本体サイズも実際にはそれほど変わらないため、PD233をすでに持っている方は買い替える必要はなさそうだ。一方、Pocket Photoを購入するのが初めてという場合には、新モデルのPD239でよいだろう。
基本的な特徴はPD233と変わらないので、関心のある方はPD233のレポート記事も参照してみてほしい。
下に掲載したのはAmazon.co.jpでの商品リンク。新モデル、旧モデル、そしてフォトペーパーの順に掲載。
▲新モデル
▲旧モデルとフォトペーパー
【情報元、参考リンク】
・LG
・【取材レポート】「Pocket photo(ポケットフォト)」でどこでもプリントだ! (LG モバイルフォトプリンター新製品発表会)