米国電気電子学会(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.。以下、「IEEE」)が米国時間7日にWi-Fi(無線LAN)の規格としてこれまではドラフト版だった「IEEE802.11ac」を正式規格として制定したことを受けて、11acドラフト版に準拠した製品をリリースしてきたメーカー各社から、自社製品の対応状況が明らかにされている。
まず、「Aterm」シリーズのWi-Fi機器を展開するNEC及びNECアクセステクニカ(以下、NEC)は日本時間8日、自社の製品の中で11acドラフト規格に対応とうたってきた製品全てが11ac正式版に対応すると発表した。
ソフトウェアのアップデートなどをせずに、そのままの状態で11ac正式対応製品として使え、通信できる。あわせて、AtermStation内のDraft11acの記載については、11ac正式対応として読み替えるよう案内している。
エレコムも同様の発表を9日に行った。
エレコムの場合もドラフト版対応製品11機種全てが11ac正式版に対応し、ファームウェアやドライバのアップデート等の必要なく、そのまま11ac正式対応品として使うことができると案内している。
なお、11acは理論上、最大6.9Gbpsの伝送速度を実現する高速なWi-Fi規格。
【情報元、参考リンク】
・IEEE/プレスリリース
・NEC/プレスリリース
・エレコム/プレスリリース
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