このZOTAC TEGRA NOTE 7はプラットフォームTegra Noteに準じたモデルで、市場予想価格25,800円で12月4日に販売開始となる予定だ。
まずは現実に購入できる製品として、ZOTAC TEGRA NOTE 7そのものから紹介したい。
Tegra Noteに準じた端末のため、プロセッサはNVIDIA製のクアッドコアTegra 4。高速な動作パフォーマンスの実現と省電力性能の高さが魅力。このTegra 4の力によってウェブサイトのブラウジングについても快適な動作とされる。
そして、Tegra Noteで非常に大きな独自の魅力となるのが「NDIVIA DirectStylus」によるスムースかつ筆圧感知も可能なタッチペン入力だ。ペンタブに近いレベルでのレスポンス、筆圧感知を実現したとされ、タッチペンは端末のボディに収納できる形で同梱される。
もう一つがフロント面に搭載される高音質のデュアルスピーカーだ。スピーカーを前面に配置することで、テレビなどのように迫力あるサウンドを楽しめる。
OSはAndroid 4.2で、メモリは1GB RAMで、ストレージ容量は16GB、外部メモリスロットとしてmicroSDカードスロットを搭載し、最大で32GBまでのカードを利用できる。タッチパネルはDirectTouch技術による高速スキャンが可能な、10点マルチタッチ対応のものとなっている。この高性能のタッチパネルの効果もあって繊細なタッチペン入力技術を実現している。
Wi-Fi(無線LAN)はIEEE802.11b/g/n準拠で、Wi-Fi Directをサポートする。BluetoothはVer4.0対応で、GPS、9軸(ジャイロ、加速度、地磁気)センサー、環境光センサーを搭載し、外部端子としてはMicro HDMI端子、microUSB端子、3.5mmオーディオ端子を搭載する。
バッテリー容量は4,100mAhで、ボディサイズは約120×190×9.4mmで、重さは約320gとなっている。
続いて、プラットフォームであるTegra Noteの話に戻ると、あくまでもTegra NoteとはNVIDIAが提案するリファレンスデザインのプラットフォームであり、各ハードウェアメーカーはそれに準じた、もしくは何らかのカスタマイズやプラスαを加えた形で端末を開発・製造して販売することになる。
このZOTAC TEGRA NOTE 7は国内で登場する最初のTegra Noteタブレットということになる。
なお、ZOTAC TEGRA NOTE 7を販売するアスクは純正オプションのカバースタンド「Slide Cover for ZOTAC TEGRA NOTE 7」(3,980円前後)、スタイラスペン「DirectStylus for ZOTAC TEGRA NOTE 7」(2,980円前後)、ACアダプタキット「AC Adaptor w/USB Cable for ZOTAC TEGRA NOTE 7」(2,980円)も販売する。いずれも12月上旬にリリース予定だ。
Tegra Note及びZOTAC TEGRA NOTE 7、発表会のレポートについては後ほど別記事にて公開する予定。
下に掲載したのはZOTAC Tegra Note 7のAmazon.co.jpでの商品リンク。
【情報元、参考リンク】
NVIDIA