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ドコモ、迷惑メール対策設定の一部機能を終了へ。「未承諾広告※」記載メールの減少を受けその拒否設定を終了

NTTドコモ(以下、ドコモ)は19日、迷惑メール対策設定の機能の一つとして提供してきた「未承諾広告※メール拒否」設定を、対象となる迷惑メールがほぼ無くなったことから終了すると発表した。

この設定は、件名に「未承諾広告※」と記載されたメールを拒否する機能だが、現在では対象メールがほぼ無くなったため、機能提供を終了することになった。

この機能は、2002年に施行された「特定電子メール送信の適正化等に関する法律」に規定された、適正な広告・宣伝メールの送信方法に対応したメールを一括で拒否する機能として提供されてきた。具体的には、受信者の事前同意なく広告・宣伝メールを送信する場合は、件名に「未承諾広告※」と記載する必要があり、それらを一括で拒否するものだ。

しかし、2008年に法律が改正され、広告・宣伝メールを送信する場合には必ず事前同意が必要になった。

この法改正を受け、「未承諾広告※」記載メールの数は徐々に減少し、今ではほぼ無くなったと判断されるため、ドコモでは拒否設定の提供を終了することを決めたということだ。

iモード及びspモードにおける終了日は2014年2月20日で、設定画面の削除日も同日。mopera Uの場合は2014年4月8日に設定画面が削除され、4月9日以降順次終了となる。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/迷惑メール対策設定の一部機能(「未承諾広告※メール拒否」設定)の終了について

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