LG G Pad 8.3 |
約8.3インチと、それなりのサイズのディスプレイを搭載しつつもボディの重さは約338gと軽い。また、ボディサイズは約216.8×126.5×8.3mmと比較的コンパクトで薄い。縁の幅も約7.2mmで、ディスプレイサイズの割には持ちやすい、とされる。
Androidタブレットとしての基本的な仕様を確認すると、OSはAndroid 4.2.2、CPUはQualcomm Snapdragon 600 1.7GHzクアッドコア、メモリは2GB RAM、16GB ROMで、外部メモリとしてmicroSDカードスロットを搭載し、最大で64GBのカードを使うことができる。バッテリー容量は4,600mAh、カメラはメイン側が約5メガピクセル、左図側が1.3メガピクセルだ。
ネットワークはWi-Fi(無線LAN)のみで、IEEE802.11a/b/g/n準拠で2.4GHzのほか5GHzもサポートする。Bluetoothは4.0+HS。ワイヤレスで映像を出力できるMiracastにも対応する。
十分に快適なパフォーマンスを発揮しそうなスペックのハードウェアに、いくつかソフトウェア面でも特徴が持たせられている。
まずは「Qペア」だ。これはスマートフォンとの連携機能で、スマートフォン側の着信、受信メッセージなどをG Pad 8.3で通知を受けることができる。さらに、G Pad 8.3からメールの返信ができたり、スマートフォンで閲覧したURLや動画、など使用したブラウザの内容を共有することもできる。
また、「Qリモート」機能を使って、テレビやケーブルセット・トップボックスの操作をG Pad 8.3で行うことも可能となっている。
「Optimus」シリーズでも採用されていた「Qスライド」機能も健在だ。最大で4つのウィンドウを画面上に表示できるので、パソコンライクにマルチウィンドウで作業ができる。また、最新スマートフォンに搭載しているディスプレイのオン・オフを画面を指一本で「トントン」と2回タップするだけで行える機能も搭載する。
価格はオープンだが、想定実売価格は44,800円程度になるものとみられる。
G Pad 8.3が発表されたときにはブラックとホワイトの2色のカラーバリエーションが披露されたが、日本で今回発売されるのはホワイトモデルのみとなる。
【情報元、参考リンク】
LG/G Pad 8.3製品紹介ページ