左:進行中の道路上の渋滞情報通知画面、右:周辺渋滞情報通知画面
ドコモは現在、スマートフォン向けの自動車用サービスとして、ナビゲーション機能を提供する「ドコモ ドライブネット」を提供中だが、このサービスは「ドコモ ドライブネットナビ」へと名称変更され、12月中旬よりそれに加えて「ドコモ ドライブネットインフォ」を提供する。カーライフサポートサービスはこの2本立てで今後提供されることになる。
今回新たに開発された「ドコモ ドライブネットインフォ」はパイオニアの次世代自動車向けクラウド基盤である「モバイルテレマティクスセンター」を活用したもので、リアルタイムに発生している渋滞情報や、運転中に便利な情報をスマートフォンに対して提供するサービス。
しかも、ドコモの「しゃべってコンシェル」との連携によって、スマートフォンに話しかけるだけで渋滞情報、周辺情報、スケジュール、最新ニュースの確認や、電話の発信、音楽の再生等の操作もできるようになっている。
電話の発信操作 |
渋滞情報については、GPSを活かし、現在地周辺で発生している渋滞情報や進行中の道路上に発生している渋滞情報を画面上に通知してくれる。
この「ドコモ ドライブネットインフォ」は無料提供される機能だが、対応機種は2013年-2014年冬春モデルのスマートフォンにおける一部機種からとなり、それ以外の端末への対応は順次となる。
なお、パイオニアの「モバイルテレマティクスセンター」とは、パイオニアが運営する自動車向けのクラウド基盤で、「つながるクルマ」時代に向けて開発された「地図エンジン」「クラウドナビエンジン」、各種ビッグデータを解析処理するための「運転状況把握エンジン」を搭載したもの。
また、ドコモは新たに開発されたスマートフォンの車載ホルダ「スマートフォンホルダ01」、「カーナビ用センサーユニット01」を発売することも明らかにしている。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース