Androidニュース&アプリ情報メディア

KDDIが超高速通信を体感できる大人の社会科見学的「電波調査ツアー」を実施!ツアーガイドはイケメン広報!

GAPSISのメディアパートナーであるAndroidアプリ情報サイト「AppComing」はKDDIが開催した「電波調査ツアー」に参加し、そのレポートを公開している。ここではその概要をご紹介したい。詳細はAppComingの元記事ページにてご確認頂きたい。

ツアーガイドを務める KDDI 広報企画担当・松田慧氏

さて、この「電波調査ツアー」とは一体何なのか? というと、KDDI広報部が携帯電話の電波への関心が強いと判断したブロガー、Twitterユーザーの中から数名をピックアップして実験的に実施した電波測定のツアーだ。いくつかのルートをauの電波を測定しつつ周っていく、大人の社会科見学的なイベントだと言える。

KDDIといえば、「auスマートサポート」の会員向けに、観光地を巡りながらスマートフォンの使い方を教えてくれるイベントも実施しており(公式のイベントレポートはこちら)、最近はこうした活動に力を入れ始めているのかもしれない。

今回の電波調査ツアーは、いわゆる電波マニア向けの実験的イベントだが、要望が多ければ一般向けのイベントとして企画されることもあるかもしれない。

しかも、今回のツアーガイドは、イベントを企画した広報企画担当の松田慧氏。写真をご覧になれば一目で分かるように、爽やかなイケメンだ。

イケメン広報松田氏のガイドのもと、auの通信速度を測りながら、バスで各地を巡るひとときはとても楽しいかもしれない。もし、一般向けの企画になったら、松田氏目当ての女性が多く殺到してしまうかもしれない。

大型バスを用意するなど本格的だ。プレートには「電波調査ツアー」と記されている。


ツアーは11月16日に開催され、朝9時にスタート。まずは渋谷マークシティに向かう。

実は渋谷マークシティのエクセルシオールカフェはKDDIが提供している公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」において次世代の無線LAN規格「IEEE802.11ac」を導入している場所。ここでは、理論上は最大433Mbpsでの高速無線LANを利用できることになり、最初にその実際の速度を体感する。

エクセルシオールカフェの渋谷マークシティ店はau Wi-Fi SPOTのIEEE802.11ac対応場所の一つ。


速度測定は、参加者とKDDIの技術スタッフを含めてチーム分けを行い、チーム別に最速を競うゲーム形式で行われる。貸出端末にはあらかじめ速度測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」のAndroid版がインストールされており、それを使う。

結果、最速は下りが243.96Mbps、上りが121.97MBpsという驚異的な数値になっている。

エクセルシオールカフェでの測定における最高速度


次に一行は東京湾アクアラインに向かい、トンネル区間に突入したところで測定を再開。NTTドコモ(以下、ドコモ)、ソフトバンクモバイル(以下、ソフトバンク)、イー・モバイルらがLTEから3Gに落ちる中、auのみがLTEで繋がり続け、下り速度が30Mbps前後だったということだ。その後、海ほたるパーキングエリアでも測定し、やはりauのLTEはしっかりと入っていたという。

海ほたるにて。電波測定しつつ観光も楽しめるツアーは本当に楽しそうだ。


海ほたるで潮風と景色をも楽しんだ一行が次に向かうは木更津エリア。

具体的には、au 4G LTEの下り最大150Mbpsに対応したエリアで、実際にどれくらいの速度が出るのか試してみよう、ということだ。そして出た結果は最速で下り134.49Mbps。

木更津にて。アンテナ、測定風景

木更津での4G LTEの通信速度測定結果

海ほたる~木更津での測定結果のまとめは下表の通りだが、auがトップ、2番手にドコモ、3番手がソフトバンクという結果だ。

(※クリックして拡大)

ツアー参加者一行は最後にKDDI本社へ向かい、ネットワーク設備の見学などを行い、auグッズのプレゼントなどを受けて、ツアー終了になったようだ。

笑顔がさわやかな右の方はグッズをもらって喜ぶ参加者に見えるが実はKDDIの方

AppComingはレポートの最後で電波、通信ネットワークの質に関するコメントをしているが、現状、各社がiPhoneを扱い始め、Androidスマートフォンも同じメーカーが各社に供給して同じようなラインナップになり、料金プランも横並びで、通信会社の選択基準が、もはやサービスの根幹である通信ネットワークの品質そのものに焦点が移ってきているのは確かだと思う。

しかし、通信ネットワークの品質は目には見えない上、一ユーザーとして見た場合、通信会社自身が発表しているデータだけでは当てにしにくいし、調査会社のレポートも条件が限られ参考にしかならない。また、一般ユーザーのレビューもレビュアーの生活圏、使用端末でのものに過ぎないなど、評価をしにくい現状だ。

今回の電波調査ツアーは実験的な取り組みということだが、電波そのもの、通信ネットワークの質そのものを訴求するためのイベントとして貴重なものといえそうだ。しかも、イケメン広報がガイドを行い、参加者同士、速度測定をゲーム感覚でできるのはとても楽しそうだ。

AppComingの元記事では、より詳しいレポートが紹介されているので、ぜひチェックしてみてほしい。

【情報元、参考リンク】
AppComing/KDDI電波調査ツアーレポート記事 前編
AppComing/KDDI電波調査ツアーレポート記事 後編

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. イケメン!って事は、女性向けなんだろうな。なるほどね。

    返信削除