しかも、うち10,000本以上の作品でHD画質に対応するほか、国内で展開されている動画配信サービスでは初となる、ドルビーデジタルプラスに対応している。迫力あるサウンドで映像を楽しむことができるので、競合サービスと比べて大きな差別化ポイントとなる。
さらに、28日より販売開始となるタブレット「Kindle Fire HDX」「Kindle Fire HDX 8.9」、そしてより低価格な「Kindle Fire HD」でもドルビーデジタルプラスに対応しているため、端末搭載のスピーカーはもちろん、接続したイヤフォン/ヘッドフォンで迫力のサウンドで映像を視聴可能だ。
しかも、Kindle Fire HDX、Kindle Fire HDX 8.9ではMiracastに対応しているため、ワイヤレスでテレビなどに映像を出力できるので、大画面、高音質で映画などを楽しむこともできる。ただし、Miracastを利用するには別途Miracastのアダプターを購入し、テレビに接続するなどMiracastの環境を整える必要がある。
Amazonインスタント・ビデオで配信される作品はレンタルもしくは購入が可能で、レンタルの場合は100円から、購入は1,000円から可能となっている。視聴はストリーミングが基本だが、Kindle Fireシリーズの場合はダウンロードも可能となっている。
レンタル作品は30日間以内に視聴を開始し、開始後48時間まで視聴できる。購入作品は無期限で視聴できる。
現在のところAmazonインスタント・ビデオを利用できるのはWindows PC、Mac、Kindle Fireシリーズで、PC/Macの場合はウェブブラウザを使って視聴する。ブラウザ視聴の場合はプラグインのSilverlightが必要となる。
Amazonインスタント・ビデオのようなシステムの動画配信サービスはAndroidスマートフォン・タブレットのユーザーにとってはGoogle PlayやYouTubeで馴染みあるもので、他にも各社から同種の競合サービスがあるが、前述したようにAmazonインスタント・ビデオの大きな特徴はドルビーデジタルプラスへの対応だろう。迫力あるサウンドも含めて映像を楽しみたい方には魅力あるサービスと言える上、Kindle Fire HDXシリーズでMiracastを使えば、テレビでの視聴も可能なので、Kindle Fire HDXをマルチメディアの母艦として使えば、動画視聴環境をKindle Fireシリーズにまとめてしまうことも可能だろう。Kindle Fireシリーズでは定額制の動画配信サービス「Hulu」も利用できるので、Huluを組み合わせれば、非常に多くの作品をKindle Fireシリーズで楽しめるよう、環境を集約できる。
アマゾン ジャパンの代表取締役社長ジャスパー・チャン氏は今回のAmazonインスタント・ビデオのローンチに関して、次のように述べている。
「Amazonインスタント・ビデオストアを通じて、幅広い映像コンテンツを手ごろな値段で簡単に視聴いただけるようになり、日本のお客様により多くの選択肢をご提供できることを大変嬉しく思います。Amazonインスタント・ビデオなら、ご自宅にいながら、あるいは外出先でも好きな映画やテレビをその場でお楽しみいただけます。レンタルしたビデオを返却に行く必要はありませんし、延滞金も発生しません」
下に掲載したのは28日発売予定のKindle Fire HDXシリーズ。画面サイズが7インチのHDXと8.9インチのHDX 8.9がある。
【情報元、参考リンク】
・Amazonインスタント・ビデオストア
・Amazon.co.jp/プレスリリース
パソコンで使ってみたけど、エラー6013とやらで再生できなかった。SDだけどなぁ。
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