Project Araのイメージ。様々なモジュールを組み合わせるだけでスマートフォンを構築できる。
AndroidはモバイルOSとしてオープンなプラットフォームであり、端末メーカーや各デベロッパーが自分の考えで機能を追加するなど、好みに応じたカスタマイズが可能だが、このProject Araはそのハードウェア版に相当するものとなる。
Project Araでは様々なモジュールを選択し、スマートフォンへと組み上げていくわけだが、各モジュールは「endoskeleton」(以下、endo。内骨格)と呼ばれるフレームに組み込み、最終的にスマートフォンが構築される。モジュールの選択肢は豊富だ。前述したようにCPUからバッテリー、キーボードまで多岐に渡り、中にはPulse Oximeter(脈拍などを測る医療機器)などもある。
モジュール組み換えだけで手軽にスマートフォンのハードウェアを制作できるプラットフォームが誕生すれば、各メーカーにとってもスマートフォンの開発サイクルの短縮化が図れる可能性があり、また革新的なアイデアを促す手助けになることも期待される。
同じようなカスタム・スマートフォンを制作できるプロジェクトにオランダのDave Hakkens氏による「Phonebloks」がある。このプロジェクトは各モジュールをブロックとして捉え、やはり好みに応じてブロックを組み合わせるだけでカスタム・スマートフォンを作り上げることができる、というものだ。Phonebloksについては下に掲載した動画で概要を確認できる。
【情報元、参考リンク】
Motorola Mobility Blog/Goodbye Sticky. Hello Ara.
どうなんだろ、需要あるのかな。わざわざパーツを選ぶメリットがわからないです。
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