ドコモ、iモード.netを2015年2月28日にサービス終了へ。新着確認ツール機能は2013年11月12日に提供停止

NTTドコモ（以下、ドコモ）は11日、iモードメールをパソコンでも送受信できるようにするiモードの付加サービス「iモード.net（アイモード・ドット・ネット）」を2015年2月28日に終了すると発表した。サービス終了に先立ち、2013年11月12日に「iモード.net」のサイトにアクセスしなくてもメールの新着確認ができる「新着確認ツール」機能の提供が停止され、2014年2月28日には「iモード.net」の新規申込みの受付が終了となる。

「iモード.net」は、iモードケータイ以外にパソコンからもiモードメールの閲覧や送受信ができるサービスとして利用されてきた。

国内でのAndroidスマートフォンの黎明期には、スマートフォンでiモードメールをやり取りするためのアプリ「imoni」において、「iモード.net」を利用していた方も多いと思う。

「iモード.net」のサービスは2008年3月11日より提供されているので、サービス自体はかなり長く存在していることになるが、ドコモでは、スマートフォン、タブレット、パソコン等、様々な端末から「@docomo.ne.jp」のメールのやり取りができるサービス「ドコモメール」の提供を始めるため、iモードケータイからスマートフォンへ移行した方にとっては、そもそも「iモード.net」の存在意義がなくなってしまう。

ドコモは、今後のスマートフォン市場拡大に伴うiモード契約者の減少等の事業環境の変化を踏まえ、経営資源を集中すべくサービスの終了を決めたということだ。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース