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【ドコモ2013-14冬春モデル】目玉は進化したSペンと次世代のAV機能!「GALAXY Note 3」(SC-01F)

NTTドコモ(以下、ドコモ)の2013-2014冬春モデルの新商品・新サービス発表会で発表され、17日より発売となった「GALXY Note 3 SC-01F」(以下、Note 3)。前機種である「GALAXY Note II SC-02E」よりも一回り大きい約5.7インチディスプレイを搭載しつつ、本体サイズを一回り小さくした、使い勝手にこだわったファブレットだ。

GALAXY Note 3 SC-01F

スマートフォンとタブレットの中間に位置づけられるサイズ帯の端末であるファブレット。ここではそのNote 3の特徴をお伝えしていきたい。

GALAXY Note 3の正面。狭額縁設計で5.7インチながら、横幅79mmを実現

ボディーカラーは「ジェットブラック」「クラシックホワイト」。
背面は革風の処理がなされており、手にベタっとつかないマットな質感となっている。

写真上から、下面にはUSB3.0コネクタを兼ねたmicro USBコネクタとSペンが見える。
上面にはワンセグとNOTTV用のアンテナそしてイヤフォン端子がある。
左側面にはボリュームキー、右側面には電源キーがある。


■アナログへの回帰「Sペン」

Note 3の目玉はなんと言ってもデジタルペン「Sペン」を使った数々の新機能だ。Sペンのボタンを押しながら画面に近づけると表示される「エアコマンド」では、メモした情報をもとにアドレス帳への登録や、地図を検索できる「アクションメモ」、静止画・動画・Webページなど様々な情報をまとめられる「スクラップブッカー」、スクリーンショットにすぐ書き込める「スクリーンライト」、端末内・Webサイトの情報を検索する「Sファインダー」、アプリを小さなウィンドウで起動できる「ペンウィンドウ」といった5つの機能をいつでも呼び出せる。

Sペンの形状がシンプルなものとなり、向きに関係なく収納できるようになった

Sペン


新機能「エアコマンド」。これはSペンを本体から抜いたときにも表示される

アクションメモでは手書きで住所などのメモをとり(写真=左)、アクションを選ぶと
連携したアプリへデータが受け渡される。こちらは住所から地図を調べたところ(写真=右)


これらのメジャーな機能以外に、細かい部分でSペンの使い勝手を向上させる機能追加が行われている。「Sノート」に追加された「イージーグラフ」もその一つで、手書きによる棒グラフ・円グラフ・折れ線グラフを綺麗に清書してくれるのだ。手書きゆえに曖昧となった数値も、グラフ上のポイントをタッチすることで数値を直接修正することも可能だ。

Webページのテキストボックスなどの文字入力欄にSペンを近づけるとペンアイコンが表示され、キーボードを使わずに直接手書き入力ができる。この手書き入力の特筆すべき点は、文字の修正機能だ。例えばブラウザのアドレスバーの後方だけを削除したい場合は、該当する文字部分に横線を引くと削除される。修正したい部分に直接上書きすれば手書き入力部分に置き換えられる点も直感的で良い。イージーグラフの数値の修正も、表示された数字を直接手書きで書き換えるだけだ。また、文字の挿入なども文書の構成に使うような書き込みで行うことができる。


■次世代のAV機能

約5.7インチのフルHD有機ELディスプレイは、黒浮きせずにコントラストの高い映像を楽しむことができる。この大画面で動画を楽しむことはもちろんだが、今回カメラ機能に新たに「4K」の動画撮影機能が加わっている。これまでのフルHD(1920×1080ドット)の4倍の面積となる3840×2160ドットでの動画撮影が可能となり、より高精細な動画を記録できる。

まだまだ4K対応のテレビやディスプレイは普及していないが、約800万画素で記録される動画と思えばそのすごさがわかる。ソースを4Kで記録しておき、フルHDにコンバートするだけでも、これまでより情報量がギュッと詰まった動画として利用できる。

動画は4K(3820×2160ドット)での撮影が可能となった

4K以外には、特にアナウンスがなされていないが、ハイレゾオーディオ音源の再生にも対応している。対応するオーディオフォーマットは「MP3, M4A, 3GA, AAC, OGG, OGA, WAV, WMA, AMR, AWB, FLAC, ISMA, MID, MIDI, XMF, MXMF, IMY, RTTTL, RTX, OTA」で、コーデックは「MP3, AAC, AAC+, eAAC+, AMR-WB, AMR-NB, Vorbis, FLAC, WMA, WAV」となる。実際に実機では24bit 192KHzのFLACファイルの再生が確認できている。

24bit 192KHzのFLACファイルの再生が可能だ


■使い勝手の向上

SペンやAV機能以外では、キーボードを切り替えずに日本語・英数を打ち分けられる「8フリック」機能がユニークだ。日本語のテンキー表示の斜め方向に英数や記号が描かれており、それぞれの方向へフリックすることで入力できる。上下左右方向と斜め方向の操作の慣れと、キーを覚える必要があるものの後変換なしで英数が入力できるのは便利だ。

斜め方向を合わせた8方向フリックで文字入力が可能に

マルチウィンドウは同じアプリを2つ起動したり(対応アプリのみ)、
ウィンドウ間でのデータのドラッグ&ドロップが可能となった

また、約5.7インチの大画面ゆえに片手操作は難しいが、新たに片手操作機能がキーボードだけではなく画面に対して行えるようになった。画面の左右どちらかの端から画面の内へ指で1往復操作すると、画面全体がウィンドウ表示となり片手で操作可能となる。表示サイズも調整可能だ。通勤電車での片手利用などに使える便利な機能だ。

画面をウィンドウ化して片手で操作できる

Note 3は、CPUにSnapdragon 800、3,200mAhのバッテリー、そして3GBのRAMを搭載しており、文句なしのスペックとなっている。それに加えて上記のSペンの各機能や、最先端のAV機能が楽しめる時代を先取りした長く使えるファブレットだ。基本機能が同じau版も発売となっているのでauのスマートフォンユーザーの方々も是非その手で新機能を確かめていただきたい。

3,200mAhの容量のバッテリーは本体背面カバーを外しての交換も可能

身につけて操作するGALAXY GEARはカメラ機能を搭載するなど単体でも面白い


GALAXY Note 3の紹介パネル

なお、au版については下記リンク先の記事を参照してほしい。

【au 2013冬モデル】独自の進化がオモシロイ「GALAXY Note 3」(SCL22)

(記事:mi2_303

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/GALAXY Note 3製品紹介ページ

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