GALAXY J SC-02F |
サムスン電子のドコモ向け冬春モデルは、2013年夏モデルの「GALAXY S4」と同じサイズである、約5インチ・フルHD有機ELディスプレイを搭載したスマートフォンGALAXY J、そしてファブレットの「GALAXY Note 3」と、明確な製品分けができたラインナップとなっている。
GALAXY Jの中身はGALAXY Note 3に近いハードウェア構成となっており、ペン機能やGALAXY Note 3のサイズが必要ないというユーザーにはベストなスマートフォンだ。
GALAXY Jの紹介パネル |
基本スペックは、CPUは2.3GHzのクアッドコア(MSM8974)、RAMが3GB・ROMが32GB、OSはAndroid 4.3、さらにこれから広がりを見せて行くであろうXiの受信最大150Mbpsにも対応する。
見た目はGALAXY S4だが、中身はGALAXY Note 3と同等の、ワンランク上のモデルと言える。ハイスペックを追求してはいるものの、より一般層に訴求するためのブロックデザイン、「Coral Pink」「Satin White」「Lapis Blue」の3色のカラーバリエーション、ストラップホールと、日本オリジナルデザインと使いやすさを押し出したモデルとなっている。
カラーリングはCoral PinkとLapis Blueがフィーチャーフォンのような光沢仕上げ、Satin Whiteは表面がヘアライン加工されておりこれまでのGALAXYシリーズにはない独特の仕上がりとなっていた。
GALAXY Jの正面 |
GALAXY Jの背面 |
右側面(写真=上)にはアンテナ、電源キーとストラップホール、左側面にはボリュームキーがある |
上面(写真=上)にはイヤフォン端子、下面(写真=下)にはUSB端子がある |
光の当たり加減でSatin Whiteのリアカバーのヘアライン加工があらわれる |
バッテリーはGALAXY S4と同じ容量の2,600mAhだが、2日間のロングライフであるという。またGALAXY Note 3と同様に「緊急時長持ちモード」を搭載し、災害時などバッテリーの持ちを重要視するシーンでバッテリー消費を抑えることができる。このモードでは、ディスプレイの表示や通信を制限することでバッテリー残量が約30%の状態で約5日間待機状態にできるという。
バッテリー容量は2,600mAhで、ユーザー自身での交換が可能だ |
カメラ機能はGALAXY Note 3やGALAXY S4と同く、メイン側が有効画素数約1260万画素、サブ側が有効画素数207万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載する。4Kの動画撮影やGALAXY Note 3に搭載されたハイレゾオーディオ再生に関しては未確認だが、製品版でのこれらの機能実装に期待したい。
対応する主なサービスは、ワンセグ、NOTTV、おサイフケータイ(FeliCa/NFC TypeA/B)など。日本向けであるものの防水に対応していない点が残念だ。microSDカードはmicroSDXCの64GBまで対応する。
ソフトウェア的には同じアプリを画面上に2つ起動・表示できる新しい「マルチウィンドウ」や、かな・英数文字をキーボードの切り替えなしで入力できる「8フリック入力」などが特徴的だ。
GALAXY Note 3と同じ新しいタイプのマルチウィンドウ機能を搭載している |
ホームアプリはGALAXYシリーズでお馴染みの「TouchWiz」とドコモの新しいホームである「docomo LIVE UX」が搭載されている |
アクセサリーは開閉にあわせて画面が変わるGALAXY J専用の「S View Cover」や腕時計型デバイス「GALAXY GEAR」に正式対応している。発売は10月下旬を予定している。
本体カラーと同じ4色の「S View Cover」が用意されている |
ホームキーは本体カラーと同じ色をしている |
GALAXY Jは、ハイスペックと細かいところまで作り込まれたデザインの良さのバランスが取れたスマートフォンであると言える。また、冬春モデルでGALAXY Note 3とともにハナビゲーションキー(ホーム・戻る・メニュー)を搭載している貴重な端末である点も注目して欲しいところだ。
(記事:mi2_303)
【情報元、参考リンク】
・サムスン電子/GALAXY J SC-02F製品紹介ページ
・ドコモオンラインショップ
お、日本仕様か。この機種が注目される理由が分かるような。ふむふむ。
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