AnkiSnapのオレンジでは、暗記シートを手軽に作れる |
スマートフォンとの連携文具としては、台形補正などの補正機能を利用でき、スキャンしやすいようなメモ帳や、手書きメモをデジタル化できるペンなどが人気だが、今回ぺんてるが発売するAnkiSnapはラインマーカーだ。
このアンキスナップにはオレンジとスカイブルー、2色のインクの商品が用意されており、オレンジの商品には「スマホで暗記」、スカイブルーの商品には「スマホでスクラップ」と表記され、それぞれ異なる機能を利用できる。
スカイブルーでは画像スクラップを手軽に作れる |
一般のラインマーカーと同様、紙の書籍やノートなどの任意の位置にマーキングすることのできる筆記具だが、スマートフォン向けの専用アプリを使って撮影することで、オレンジのアンキスナップでは暗記シートを、スカイブルーでは画像のスクラップを作ることができる。
専用アプリでは、このアンキスナップのインクの色を抽出する技術を使い、マーカーで色が引かれた部分を認識する。アプリが色を抽出する技術を持つことで、ラインマーカーには特殊なインクやペン先を使っていないので、一般的な蛍光マーカーと携帯性や使い勝手は同じだ。
さらに、友人と学習ノートを交換する際に作成したシートを無線で交換できるなど、便利な機能も利用できる。
なお、アプリは先行してiPhone版がリリースされ、Android版は12月初旬に登場する予定となっている。アプリは無料でダウンロードできるが、使用するにはアンキスナップのパッケージに入っているシリアル番号のカードが必要となる。このシリアル番号を入力することで、アプリを1年間使うことができるようになる。
そして、アンキスナップ自体の価格は525円だ。
製品のパッケージ |
【情報元、参考リンク】
・ぺんてる/AnkiSnap製品紹介ページ
・ぺんてる/プレスリリース