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UQ WiMAXの8月の純増数が4千と微増にとどまる。10月末より提供予定の超高速通信WiMAX 2+に期待

UQコミュニケーションズが提供するWiMAX通信サービスの最新の契約数状況がTCA公表値から明らかになった。契約純増数は6月に40,700、7月に38,500と、少なくとも各月4万前後をキープしていたものの、8月は4,000と微増にとどまった。8月末時点での累計契約数は4,264,800だ。

契約数の推移(クリックして拡大)

昨年来、大きな流れとしては各月の契約純増数は微減の傾向が続いていたWiMAXだが、8月の減り方は気になるところだ。1ヶ月間でわずか4,000しか純増していない。

同社は、薄型軽量の「Aterm WM3800R」や「URoad-Aero」「Mobile Slim」、WiMAXとauの回線に両対応する「Wi-Fi WALKER WiMAX」などの販売に注力したものの、競合他社との販売競争激化によって純増数が4,000にとどまったとしている。

しかし、8月に入っての急速なブレーキは、10月末以降に提供開始予定の超高速通信サービス「WiMAX 2+」の影響が大きいのかもしれない。

同社は現行のWiMAX通信サービスよりも高速の「WiMAX 2+」を10月末より提供開始することを7月29日に発表している。そして、サービスイン当初は下り最大110Mbpsでの提供となるが、2017年には下り最大1Gbpsを超える超高速通信サービスへとグレードアップしていく計画だ。

「WiMAX 2+」の利用可能エリアはサービスイン当初は限られることもあり、既存のWiMAXと「WiMAX 2+」に両対応した端末が提供される予定だということもすでに明らかにされている。

それだけに、「WiMAX 2+」を直前に控えたこの時期に既存サービスだけに対応した端末を購入することを避けている方が多いことが容易に推測される。

現時点では「WiMAX 2+」のサービスプランや端末の発表はないが、予定通りに提供開始となるのであれば、あと2ヶ月を切っているだけに、間近だ。

純増数の激減は気になるところだが、今は10月末に提供開始となる「WiMAX 2+」のサービスインに期待したいところだ。また、当初は利用可能エリアが限られることを考えれば、端末が安くなっている今、WiMAXへ加入するのも悪くはないのかもしれない。「UQ Flat 年間パスポート」は1年契約なので、1年WiMAXで過ごし、その後に「WiMAX 2+」へ移行するのも悪い選択肢ではないだろう。

【情報元、参考リンク】
UQコミュニケーションズ

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