「竜巻アラート」。右図は設定画面。
もちろん、個別に地震速報・警報機能を持つアプリをインストールし、設定しておけば、複数地域の指定や細かい条件設定で通知を受けることはできるので、予備としてもインストールしておいて邪魔にはならないだろう。
とはいえ、ここでは、ひとまず2つのアプリを紹介したいと思う。
まずはここ数日、最も大きな関心が集まっているであろう竜巻からだが、最新の竜巻注意情報は気象庁のウェブサイトの下記リンク先にて確認することが可能となっている。
http://www.jma.go.jp/jp/tatsumaki/
しかし、ウェブサイトの確認は能動的なものであり、できれば受動的に通知を受けられるようにしたい。現在、Androidスマートフォンで通知を受けるには、「竜巻アラート」というアプリが便利だ。このアプリは、「雨降りアラート」や「熱中症アラート」など、各種通知アプリをリリースしてきた日本気象によるもの。
「竜巻アラート」では、設定した地域に竜巻発生の可能性が高くなると、ポップアップや通知バーで知らせてくれる。
竜巻発生の可能性は、3レベルで示してくれる。「ただいま竜巻発生の可能性」と「1時間以内に竜巻発生の可能性」、そして「竜巻発生の可能性は低いでしょう」の3つだ。そして、情報の更新間隔は10分、30分、1時間、2時間、3時間、自動更新しない、から選ぶことができる。もちろん、できるだけ短い時間に設定する方が良いだろう。
また、通知方法は通知バー、ポップアップ、通知音、バイブレーション、LEDに関して設定できる。
次に、ヤフーの「防災速報」アプリを紹介したい。
このアプリでは3つの地域まで設定し、その設定地域に関する各種災害・気象情報を得ることができる。地震情報、豪雨予報、熱中症情報、気象警報、津波予報、電力使用状況、放射線量、噴火警報、計画停電だ。これらの情報を確認できるだけでなく、通知機能も利用できる。通知は設定した3つの地域のほか、現在地連動機能をオンにすることで、その時々の現在地に関しても教えてくれる。
ヤフーの「防災速報」アプリ。左がトップ画面。右は地震情報をタップした後の画面。
通知に関しては、例えば地震なら震度3以上など、条件を設定した上で受けることができるので、それぞれ個別に設定しておきたい。
さらに、設定した地域の各自治体が発令した避難勧告などの避難情報を受けることもできるようになっている。
「防災速報」アプリの通知設定画面。それぞれの項目をタップすると条件設定ができる。
【情報元、参考リンク】
・Google Play/竜巻アラート
・Google Play/防災速報
・App Store/防災速報